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あるお伽噺
【ファンタジー 官能小説】

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待ち人-16

彼には逆らえないと諦めていたからなのか、彼の言うことを聞きたかったからなのか、
彼女にはもはやわからない。前に味わった絶頂を感じたくて、
彼女の思考回路は麻痺していた。

彼はティアラの乳房を押さえながら、ゆっくりと腰を動かすと、
長くて太い熱いものが一緒に、彼女の丸い果実と果実の間の深い溝を滑って行く。
亀頭が唇に触れると、彼女は舌を出してペロペロと舐め続けた。
とろりと、透明の汁が零れ落ちてくる。

サミュエルはしばらくその行為を楽しむと、ペニスを乳房から離した。
それからティアラの両脚を広げて下腹部を覗きこむ。


「まだ触ってねえのにな・・・。ヒクついてるぞ。」

とつぶやいた。

「こんなに濡れていたら必要ねぇだろうけど、俺も奉仕してやるよ。」

そう言ってサミュエルはティアラの、快感に待ちわびている淫らな秘所に舌を這わせる。

「あぁんっ!」

彼女のいやらしい声が強くなる。
サミュエルは喘ぎ続けるティアラを、お構いなしに攻め続けた。


ぐちゅ、ぐちゅ・・・舌が割れ目の中心部にヌルッと入り込んでくる。
肉ひだも、パックリと開いた部分も、丁寧に舐めあげられる。
もう目も開けられないような快感だった。
彼の舌は止まらない。
ジュルジュルと愛液を吸われる音がする。


気がつくとティアラは両脚を秘部が丸見えになるくらい広げていた。


サミュエルの次の望みは、お互いの大事な部分が丸見えになるような
格好をするように言ってきた。
ティアラの目の前にサミュエルのペニスが、
彼の目の前には彼女の膣が露わになっている。

「咥えろ。」

サミュエルはそう言うと、自分のそそり立った分身を、
ティアラの口の中へと押し込んだ。

「んー・・・っ」

ティアラの咥内が彼の熱でいっぱいになる。
サミュエルはゆっくりと上下に腰を動かした。
彼女は彼の肉棒を離さないように必死で、それを咥えていた。

吐息まじりにサミュエルはつぶやいた。


「くっ・・・いいじゃねえか・・・。」

彼は器用に腰を動かしながら、ティアラの蜜壺を再び弄び始めた。

「はっ、はあうっ!んっ んんんーーーー!!!」

口を塞がれながらも、ティアラは喘ぎ声をあげる。
彼はひくつくぷっくりとした真珠を舌先でコロコロと転がすようにしたかと思うと、
チュパっと吸い上げたり、何度も責めてくる。
その間も快楽のよだれを垂らしつづける部分に、
器用に指を入れては掻き回したり、ジュポジュポと抜き差しする。

変則的な動きにティアラはより一層高められ、
さっきよりも大きな音でグチュッ グチュッといやらしい音が響き渡る。


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