What do you think it is?-6
「だから・・・」
「え?」
「だから、オンナは初めてのオトコを忘れないんだ」
「・・・・」
「それだけ痛い思いをして初めて身体の奥で結ばれたオトコを
オンナは身体も心も忘れない」
「・・・・」
「乃恵は―――俺を一生忘れない」
そう言った後、俺はゆっくりと動き出した。
「んあぁぁ・・・ぁぁ」
「乃恵」
あまりの愛しさに噛みつきたいぐらいだ。
すべて。俺のモノにしたい。
初めて自分の感じた「独占欲」に戸惑うこともなく
嬉しさがこみあげてきた。
こんなかわいい子に独占欲を感じなかったら嘘だ。
「乃恵」
「岡部せんぱ・・・」
「俺も・・・俺もこんなに愛しく抱いた初めてのオンナを絶対に忘れない」
「岡部せんぱ・・・い」
「愛してるよ」
そういうことは本当に自然だと感じた。
身体中で感じたその愛しさは「愛」以外には表現できなかった。
耳たぶをなめ、首筋をなめて、鎖骨の横にキスマークを残す。
俺のモノだと主張するように律動を繰り返す。
胸を両手で触れて乳首に優しくキスをする。
俺だけのものだ。
お腹をなでて
そっと手を下げて、クリトリスを刺激した。
ビクンッと反応したその身体が弓なりに反った。
「乃恵・・・」
「は・・・い」
「気持ちいい?」