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窓際の憂鬱
【制服 官能小説】

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窓際の憂鬱-4

膣孔の奥にあたる感覚はいくぶん不慣れなのかも知れない。
膣内(なか)で抜き差ししてみるとそれなりに気持ちいいのだけど、やはり私は指で弄る方が気持ちいいと思う。
セックスしている感覚というのはこういった感じなのか。
あの人はいい人のように思えるけれど、ちょっと変わっている。
セックスしてるところを見せてくれと言えば、見せてくれるような気がする。
そしたらきっと、どんな風に感じるのか分かる気がするのだ。

自分がセックスしてるところを見られたら嫌だと思う。
それはたぶん、セックスに慣れていないからそう思うのかも知れない。

オマンコがソーセージ臭くなってしまうので、これはこの辺でやめておこう。
気持ちを集中させて片足を持ち上げたまま、一気にイッてしまおうと思った。
どんなにいやらしい事を考えながらよりも、私は自分の一番気持ちいい事をこうして探している方が感じるように思う。


動悸がゆっくりとおさまってくると、私は自分で使ったソーセージを食べてしまう。
これは理屈よりも儀式のようなものだった。

もちろん、おいしくない・・・

たぶん、滲みだした欲情を自分の中に収めてしまう事で私は普通の女子高生を保っていられる。
それはおおげさな例えだけど、そんなところだと思っている。
気分も落ち着いたところでつい油断して、ぶぅいっ・・・とオナラをした。
しまった!!危機的な感覚がお尻を襲う。

だから、お風呂あがりに冷たい牛乳を流し込むといけないのだ。
シーツを確認したら、幸いセーフだったみたいだ。
ともかく、トイレに駆け込んで今日はもう眠る事にした。



帰りにまた、あの人を訪ねてみた。
昨日は黙って消えちゃってごめんなさいとか、お邪魔だったかしら?とか・・・
もちろん、今はそれでよかった事に気づいている。
何か昨日と今日を繋ぐ理由みたいなものが欲しかっただけなのだ。

海辺の家に近づくとカーテンは閉ざされていた。
そう、昨日も彼女が色褪せたカーテンの向こうに消えると奥から窓辺のカーテンを引く音がした。
つまり、今また来客中なのである。
昨日の男性は彼女の恋人とかではないと思う。
年が離れ過ぎているし、第一彼女に相応しくない。
だとすれば、誰なんだろう?

セックスするだけの男性を恋人と表現してはいけないのだろうか?
恋人以外とセックスしてはいけないのだろうか?


どういうのか違う気がする。
恋人だったら、きっとあんなじゃないと思う。
オトナっぽく「私のカレよ。こちらはお友達」・・・みたいな風じゃないだろうか。
私と彼女が果たしてお友達になれたのかどうか、それはひとまず別の話として。




しばらくして出て来たのは昨日の男性よりも、ずっと若い男だった。
彼は辺りを見回すとジーンズのチャックを確認してさり気なく、近くに停めてあった軽トラックに乗り込んだ。
窓辺に閉じられたカーテンが開くのが急に怖くなって、私は急いでペダルを漕ぎ出した。
思う事がうまく整理できないけど、なぜかこれはそのままでいいような気がしていた。

ただ分かっている事は彼女、具合が悪くて寝ているのかも知れないとそこに佇んでいたのがいけなかったのだ。



・ ・ ・ ・ ・ 

「学校は楽しい?」

「うーん、あんまり・・・」

「そう・・・この町で生まれたの?」

「うん、ずっと今のとこに住んでる。」

そのまた次の日。彼女は気を使ってくれていた。
おそらくは昨日、私が訪ねて来た事を見られてしまったのだろうと思った。
そんな事より私は彼女にセックスの事について聞きたかった。

訊けるはずもない。

自分から訪れておいて、こんな居心地の悪い思いは初めてだったのだ。
私は彼女が好きでいい人だと思っているのに・・・
また男の人が窓辺に訪ねてきた。
窓越しに何かまた二言三言。すると今度は男の人は立ち去ってしまった。
彼女は男の人を帰してしまったのかも知れない。私のために?・・・


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