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窓際の憂鬱
【制服 官能小説】

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窓際の憂鬱-3

早くお風呂に入りなさいと言われてもなかなか気が乗らない。
といっても私は決してお風呂が嫌いな類の女子ではないのだけど・・・
ただ、きっと日常的な事に時間を費やすのがもったいないような気がする。

弟の後で入ると石鹸は必ず転がっているし、バスタブの中におもちゃがプカプカ浮いている。
微妙にお湯も濁っているけど、入れ替える手間が面倒くさい。
小6にもなって、まだお風呂で遊んでいるなんておかしくはないだろうか?
おかしいと言えば5歳も離して子供を作る両親もおかしいのだ。

両親もあんな顔していて、セックスして5歳も年下の弟を作ったのだ。

そんな事をお湯に浮かぶ黄色いアヒルに波立たせて私は思う。
あんなに間近でセックスを感じたのは初めてだった。
見たわけではないけれど、それを見るよりも鮮烈に感じる。
それは海辺にポツリと佇むあの人の家で肌に感じたすべての事のたったひとつだけど、そこにはどうにも自分に近いものが凝縮されてある気がした。

お風呂から上がって冷蔵庫を覗き込む。
太るからお茶にしておこうかと思ったけど、封を開けた牛乳のパックが傷むともったいないのでそれを飲む。
切り出させた原木のように俵に押し込まれた魚肉ソーセージを見つけて、立ち去り際に一本抜き取った。
冷蔵庫の木漏れ日色の灯りを細く閉じて、温めた体を内から冷やす牛乳の冷たさに手をそえた。



とっても面倒だけど髪を乾かしておかないと明日たいへんな事になる。
それでなくても跳ねて、へんなクセがついてしまうのに・・・
パジャマを膝まで下ろしてアソコにドライヤーをあててみる。
チリチリ熱くて、ちょっと気持ちよかったりする。
こんな事をしていると陰毛が縮れてますますチリチリになってしまうのだろうか?
なんて私はまたバカな事をしてしまっている。
髪はこのくらいにしておいて、電気を消しベッドに潜り込むとパジャマの下をすっぽり脱ぎ捨ててしまった。

三本の指を添えて柔らかな襞を時計回りにゆっくり擦りあげると蕾はすぐに硬くなる。
その硬さを凝りほぐすように柔襞に擦り付けていると、じんとした感覚は閉じた瞼の中に染み渡ってくる。
おしっこの孔のむず痒さ、そのまた奥のやるせなさ・・・掻き回すように刺激すると気持ちは高ぶり
そこから性器全体に潤いを塗り拡げていく。

欲情がもたらす疼きを鎮める行為にもう罪悪感は持たなかった。
女に生まれて生きているのだから、これは仕方がない事なのだ。
左手に少し唾をつけて乳首をそっと撫でれば、気分の高まりを促す。
たとえばセックスの時にこんな風に両方同時に刺激されたりする事もあるのだろうか・・・
理屈の上ではあるかも知れない。
ひとりで高ぶっている時は乳首か性器。どちらか交互の方が感じるような気がする。

今度は乳首を刺激してみようと指先の匂いを嗅いでみた。
よかった。そこは石鹸の匂いしか、しなかった。
胸の上に手を重ねるように双方の乳首を刺激してみる。
ここは不思議な甘酸っぱさを感じて、なぜか懐かしい感情が胸の中に弾ける。

片足を持ち上げて、またアソコを触りだす。
こうすると、なぜか私はとても感じてくる。
せっかくだから用意した魚肉ソーセージを試してみようと思った。
滑る指先でソーセージが崩れてしまう寸前までしっかりと短く持って、そっと膣孔へと挿入した。
ソーセージはまだ冷たくて、またこれがすばしっこく、すぐに逃げてしまう。


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