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冥土の土産
【熟女/人妻 官能小説】

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冥土の土産-4

5.
 男根の付け根でお小根をくじると、一寸引いた。
 すこすこすこすこ
 
 肉棒が静かに抽送を繰り返す。
 ふっむ〜ふっム〜ふむ〜フム〜ふっむ〜フム〜〜
 律子が、鼻息を荒くして、豊の腰に合わせる。

 おお〜オオ〜おおおぉ〜オオオオっ〜〜〜
 律子の迎え腰が激しくなった。

「律子、俺もイキそうだ」
「せんせっ〜イって〜イってえぇぇっ」

 勃起、怒張を耐えてきた男根が、一気に破裂した。
どっ〜どっ〜どっ〜〜びゅうぅぅ  

「律子ぉっ」
「せんせえ〜〜っ」


「よかったわあ〜〜せんせっ」
「ああそうかい、そんなによかったかい」
「あたし、もう死ぬかと思ったわよ」
「お陰さまで、俺もいい思いをさせてもらった。ありがとね」
「せんせえ、どうしてこんなに上手なの」
「話せば長いことながら〜〜、手短に話せば俺の上さんが冷え性というのか、イカなくてねえ、色々工夫をした苦労の賜物かな」
「ふーん、そんな女(ひと)もいるんだ」
「世の中、あんたみたいな好き者ばかりじゃないってことさ」
「まあ、失礼ね、先生だって、床上手の好き男じゃないの」


6.
 ダンスの後、律子が豊を訪れるのが日常になった。
 熟れた男女が求め合って結ばれ、豊の秘技に律子は濡れに濡れた。
 
 そんなある夜
「ねえ、先生、お願いがあるんだけど」
「いいよ」
「あら、中身も聞かずにいいんですか?」
「律子さんのお願いなら、悪い話じゃないでしょう」
「さあ、どうかしら」

 律子の話すには、
「ダンスをやっている波野裕子さん、知っているでしょう?」
「うん、一寸、女優の新珠 三千代に似た上品な女(ひと)だろう?」
「定期の健康診断に引っ掛かって、精密検査なんですって、・・・それで近いうちに入院するんだけど、彼女歳も歳だし、もう帰って来られないってすっかり落ち込んで・・・」
「それで俺にどうしろって?」
「一度、彼女抱いてあげくれない?・・・前っから、冥土の土産に一度好い思いをしてみたいって聞かされていたから、」
「律子はそれでいいのかい」
「いいことないけれど、彼女の立場になってみると、一度くらいはお裾分けしても、罰は当たらないんじゃないかと・・・先生しだいだけれど」
「律子がヤキモチ焼かなければ、俺はいいよ」


 次のダンスパーティに、豊は裕子を誘った。
 初めは下を向いて頬を染めていたが、豊の勃起が腿を突くと、目を潤ませて乳房を押し付けてきた。
「律子さんから聞いてるでしょう?今夜、消灯になったら、僕の部屋に来てください」
「ありがとうございます」


 律子の頼みとはいえ、ベッドに入れば、男と女。やることは決まっている。
 律子に愚痴をこぼすほどだから、よほど飢えていたに違いない。
 何時もの物静かな淑女が、いきなり豊の男根に頬を寄せ、口に含んだ。

ムチュムチュ〜ムチュムチュ〜フグ〜フグ〜フグ〜〜〜

 怒張した雁首に舌を巻きつかれ、包皮を唇で扱かれ、根元はしっかりと両手で掴まれて、豊は絶句した。
 「ううぅぅぅん〜裕子さんっ」
 豊は、肉棒を裕子の口に残したまま、半身を翻して、裕子の股間に顔を埋めた。

 恥毛を顎で掻き分け、下唇でお小根を押さえ、口を開いておマンコを吸い込んだ。
 舌先で穴を責め、割れ目からお小根までを舐め上げ、舐め降ろす。
 
フグふぐ〜フグふぐ〜ぴちゃピチャ〜ぴちゃピチャ〜〜〜

 二人の声にならぬ鼻息が、部屋にこもる。



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