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調教学園物語
【調教 官能小説】

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〜 木曜日・強制 〜-2

 キーン、コーン、カーン、コーン。

 そうするうちに5限始業を告げるチャイムが鳴った。 放送で指示された通り、自分のブースに入って黙って座っていると、勝手にブースのモニターに電源が入る。 映されたのは教壇に立った2号教官。 教官の後ろには『緑色の腕章』をしたプリーツ姿の少女が5人、手を背中に回した姿で胸を張っている。 ふと、見覚えがある横顔に気づいた。 一番端っこで御臍(おへそ)をだしながら指をコリコリ鳴らしているのは、確かB30番――入寮初日に『額縁』に入れられ、犬の恰好で放尿させられた――先輩だ。

 と、モニターの脇にあるスピーカーにスイッチが入ったらしい。 ザザザッという濁音に続き、教官の声がスピーカー越しに響いた。

『点呼、号令は省略します。 5限の活動内容はモニターに出すので、各自黙読すること。 前列から順番に5名の『管理委員』が回りますから、機器をセッティングしてもらいなさい。 セッティングが終わったものから順に行動にうつること。 返事は必要ありません。 そのまま、椅子に腰かけて『管理委員』をお待ちなさい』

 淡々と告げる教官。 と、画面が切り替わって『活動カリキュラム』と大書されたページが映る。 

 @ 『オート・オナマシン(以降はO・Oとする)』を管理委員に装着してもらう。
 A 午前のオーガズム・データを首輪から読み取って『O・O』に移す。
 B モニターが指示する文章を朗読する。 正しく朗読すれば『O・O』が正しいタイミングで電気   
   刺激を発するので、大きな声を挙げて絶頂する。
 注1) 誤読、吃音(不様な喘ぎ等を含む)があれば、最初から朗読しなおす。
 注2) この時間中に最低25回達すること。

 どうせ碌なものじゃないと分かっていても、その内容には唖然となった。 正直内容は正確に理解できたとはいえないけれど、それでも最後の数字が重くのしかかる。 最低……25回……端から無理に決まっているではないか。 1時間に10回でも限界を超えているというのに、一体私達を何だと思っているんだろう? 股間を触るたびにビクビク震え、恥も外聞もなく絶頂するような生き物なんかじゃない。 私達は人間だ。 感情も体力も精神力もまちまちな、あやふやで頼りない存在に過ぎない。 機械のように、ボタンを押せば動きだすような、そんな決まりきった物体じゃない。 一生懸命淫らな自分をイメージして、毎回毎回必死になって自分を昂ぶらせて、それでどうにか達してきた。 それを……事もなげに25回、この時間に為せという。
 
 クラクラする。 せっかく取り戻しつつあった冷静さがパアだ。 どれだけ頑張ろうとしても、どうせ教官と学園の要求はその上をゆくんだ。 つまり、私が人間を廃業して、ひたすら股間をシコシコするロボットに生まれ変わりでもしない限り、学園で生きてはいけないんだ――。

 ファサ。 

 カーテンが開く。 振り返ると、Bグループの制服に身を包んだB30番先輩がそこにいた。 絶望でぼやけた思考が我に返る。 考え事は二の次だ。 先輩に挨拶しなければいけないし、もしヘマな事を言えばどんなペナルティが与えられるか分からない。
 
「あっ……あ、あの、その、みっ、みだらで淫乱なチツマンコですが――」

「挨拶とか、別にいいから。 急いでるの。 黙ってジッとしてなさい」

「あっ……はい」

 有無をいわせない先輩。 語気そのものは静かなものの、全く感情が籠らない声だった。 

 先輩は私の両手首を束ね、椅子の後ろに回し、ホックのようなものにひっかける。 ガチャリと錠前がどこかに係り、もう手首は完全に動かせなかった。 続いて下半身だ。 両足をグイッと広げ、片足ずつ手摺に載せる。 そのまま手摺から手錠のような環を取り出し、分娩台式に太腿をガッチリ固定した。 するとリクライニングが傾いて、私は椅子に深く腰を下ろした体勢のまま、あられもなく膣を外気にひらいていた。 もがこうとしても効果はなく、一寸の隙もなく戒められる。

 ここまで30秒もかかっていないのだから、先輩の手際は水際立っている。 きっと『管理委員』というのは、こういう器具の扱いに長けた人たちの集団なんだろう。 火曜日の保健委員が人工呼吸に、水曜日の風紀委員が鞭の扱い長けていたように……。

 私を椅子に固着してから、先輩は机の引き出しを開けた。 中から出てきたのは、黒光りするエボナイト棒が備えつけられた黒革の下着。 下着ケーブルが伸び、引き出し奥のコンセントに繋がっている。 先輩は躊躇うことなく棒を握り、私の股間に押し込んだ。 午前中の4時間、嬲られ続けたせいでくすんでしまった、私の一番大切な場所。 愛液の残滓のせいで抵抗もなく、ヌリュッ、淫らな響きを残し、直径3センチ弱のエボナイト棒を根本まで呑み込む。 息を止めて異物を受け入れながら、どうしても体の震えは止められない。 それでも歯を喰いしばり、動物のように条件反射で喘ぐことだけは堪えてみせた。 そんな私のささやかな意地なんて見向きもせず、先輩は棒付下着を前後に回し、お尻を通してから掛け金を留める。 私の膣は、奥一杯に棒を頬張ったまま、下着を蓋にして抑え込まれた格好となった。

 拡張される膣の痛みに耐える姿を尻目にして、先輩は私の首輪に指を伸ばした。 と、ピピッ、首輪で金属音が鳴り、股間に取り付けられた棒が振動する。 身を捩(よじ)る間もなくモニターが切り替わり、ピンク色と赤身が綯い交ぜ(ないまぜ)になった光景が映る。 幼年学校時代に見た『胃カメラ』のような映像は、不思議なくらい股間の振動と連動しながら揺れていた。 モニターに浮かぶ映像にはポツポツと襞が強調された部分が数か所あり、その部分だけ人工的な青い光が明滅している。



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