第五章 勝利の味わい-1
「覚醒したようね・・・綾乃!休んでいる暇はないわ!すぐに特訓を始めるわよ!支度をして体育館へ集合よ!急いで!」
アクメの余韻に震える綾乃に、結花が厳しい言葉を投げかける。
性欲に溺れることを拒否してきた綾乃に取って、初めて経験するの大きなアクメだろう。できればそんな綾乃を優しく抱きしめ、アクメの余韻にゆっくりと浸らせてやりたい。しかし、高い目標を掲げた今、立ち止まってなどいられなかった。
体育館のフロアで、白いレオタードに包まれた綾乃が踊り出す。四隅の一角で結花が厳しい表情で見詰め、残る四隅は仮面を付けた3人の男子生徒が下半身を剥き出しにして立っている。
結花が手拍子を取りながら綾乃に声を飛ばす。
「そう、高く!・・・そこ遅れない!・・・リズムに乗って!!・・・視線を意識して・・・足先高く突き上げる!・・・脚を開いて腰を捻るの!!・・・視線をもっと強く!強く意識して!!!」
「はい!」
綾乃が結花の言葉に応えながら、脚を跳ね上げ、くるくると回り踊る。
「綾乃!男達が見えるわね?あれはあなたの同級生じゅやない。ただの観客よ!踊りながら答えなさい!あなたを見つめる観客の下半身はどうなっているの?」
「あああ・・・皆、綾乃を見て勃起しています・・・」
「勃起しているだけ?」
「びくびくと震えて・・・あああ、そんな・・・先っぽまで、もうぬるぬる・・・」
「そうよ。綾乃のレオタード姿に、綾乃が脚を開いて回り踊る姿に、観客は欲情しているの・・・さあ、観客はどこを見ているの?」
男子生徒には、綾乃の唇だけを見つめるよう指示をしてある。
「んああ、唇に、唇に突き刺さるほど強く感じます!」
「そうよ、唇よ。観客は綾乃の唇でどんな妄想をしているの?視線の裏側にある妄想を掴み取るの!さあ、観客は何を考えているの?」
「んああ・・・はっ、はっ、いやあ!」
「答えなさい!」
「おちんちんを、おちんちんを綾乃の唇に・・・」
「動きを止めない!そこ走って、高く跳ねる!回りながら唇を開いて!!!そこよ!妄想を口に含んで舐め回すの!!!」
「んああ!ぬるぬるのおちんちんが綾乃のお口の中に、んああああ!」
「そうよ!感じ取るの!!!」
「ああああ、びくびくしてる!・・・いやあ!弾けた!熱いものがお口の中に!ああん、お口の中がぬるぬる!ぬるぬるで溢れちゃう!!!」
綾乃が体をガクガクと震わせる。結花は、そんな綾乃を静止する。
「集合!!!」
結花の号令に綾乃と男子生徒達が駆け寄る。