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白色金 (white gold)
【ファンタジー 官能小説】

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改変の少女-2


「ちょっ、やだぁ!」
思いの他従順に部屋までついては来たが、意外な抵抗をみせる美里亜。

「大人しくするんだ。ここまで来て、抵抗する必要ないだろ?」
そう説き伏せる様に声を潜め、美里亜に促す。
(スカートを捲り上げた位で騒ぐ様な餓鬼じゃなかろうに。もうしこたま咥え込んで、知ってんだろ?)
本来なら、そう口汚く罵りながら真っ裸に剥いてやりたいところである。


 青白ボーダー柄の布地は少女らしいが、早熟少女には些か物足りなさを感じさせた。
どちらかと言えば、もっと大人びた物を身に着けているかと思われたからだ。

これは雑誌記事の受け売りではあるが、ボーダー柄(横縞柄)を好んで身に着ける人間の傾向としては、束縛を嫌い自己主張の強い個性派が多いらしい。
確かに言われてみるとアーティスト系や業界人等、如何にも自己主張が強そうな人々が好んで身に着けている様な気もする。
一方ボーダー柄を身に着ける心理として、“子供、幼さ”の象徴と言うのもあるらしい。
たかが布切れ一枚の事ではあるが、そう考えてみると興味深くもある。

「ちょっ、やだぁ! ダメ、ダメだってばぁ!」
その布切れ縁に指を掛け引き下そうとすると、あらためて語尾を強め拒絶の意思を示してくる。
部屋までついて来た段階で“理解”していると思えたが、身体的にはともかく精神的にはまだ“子供”らしい。

「実は君の“カレ”山本君って、僕の友人のお兄さんなんだよね。世間って狭いよね! 」
こちらもあらためて、美里亜とその“カレ”の置かれている立場を解らせる。
もっとも肝心の話の件は、世代が近い事を利用したブラフ(はったり)である。

 それは容易にばれる虚仮威しではあったが、今日この場限りにおいては有効な手段であった。

「まだ解らないかな? つまり僕は君の“カレ”の事も良く知っているんだ。自宅や家族から卒業を控える大学。 そしてそれを“破滅させる方法”をね。考えてもごらん、教育実習先の“児童”と付き合ってるなんてばれたらどうなるか? だから、解るだろ…… 」
言い終えるより早く美里亜から布切れを引き抜くと、同時に両脚をガッシリ大きく拡げさせつけ加える。

「今日限り…… たった一回だけでいい。それだけで君はカレを守る事が出来る。さあ、どうする?」
(思いのほか綺麗な色形をしている)
そう思えるほどに美里亜のスリットは、“少女らしさ”を維持していた。


「うぅぅっ あぁぁぅぅ」
細い眉を寄せ、苦悶の表情を浮かべる少女。

 陰茎を挿入させる目的だけの為に、おざなりの愛撫、舌先を這わせ強制的な潤いを与えはじめる。
恥毛はその年齢相応無に等しく、極少量、申し訳程度の産毛が散見される。
その擦れた素振りに相反し、美里亜のスリットは愛らしさを維持していた。

それは何故か僕の求める者にさえ近く、知らず知らず這わす舌先には熱が帯びてくる。
両脚狭間に頭を割り入れ腰部を抱え込みながら、執拗なまでに舌先をスリット奥へと伸ばし浅い膣底をなぞる。

 望まぬ相手との行為への嫌悪から、身をくねらせ抗い続けていた美里亜であったが、いつしかその抵抗も弱まりはじめ……
僅かに愛らしさ残す莟も、すでに綻びをみせはじめていた。
いや、正確に言うならば、すでに開花の萌しさえみせはじめていたのかもしれない。

「ぅぅぅうんっ くぅっ うっ ふぅっぅ 」
少女の中心に顔を埋めているので表情は窺えないが、苦しげではあるが先程までとは明らかに違う嗚咽が耳に届きはじめる。
同時に舌先は固く閉ざされていたスリットが、左右に解けた感触を捉え膨らみすら帯び始めた事を憶える。

「 ……ぅぁ っん んぁ ぁぁ 」
心とは裏腹に身体が反応し始めている後ろめたさから、必死に嗚咽を押し殺そうとする美里亜。
それでも幼膣奥より生じはじめた麗蜜を押し止める事は叶わない。

 淫猥な情念宿る舌先は幼気な花芯を探り当てると、まるで性交への同意を伺うかのようにタップを繰り返す。
もう、少女には逃げ場など無かった。
か細い腰を撓らせ舌先をより深く招き入れる角度を探り、両手はしっかりと自らの両脚狭間に埋まる頭部に伸びていた。

「 ぁ ぁ ぁっっ 」
微かな声と共に華奢な身体が数回、痙攣でもしたような動きをみせる。
途端に美里亜の全身から緊張が解け、人形のように脱力する。

少女の両脚狭間から頭を上げ表情を覗き込むと、先程まで瞳に宿っていた反抗的な光は既に無く、代わりにあるのは呆けたような恍惚。


 暫し呆然とする美里亜に身体を割り入れると、素早く陰茎先端をあてがい潜り込ませる。

「!!! あっ あぁぁぁっ ダメっ! 」
この日僕は有無を言わせず、レイプ同然に…… いや、美里亜を犯し、繰り返し犯し続けた。



 それはいずれ無に帰する者の虚しい抗いにしか過ぎなかった。

 それでも……




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