筆下ろし-3
「冬月さん、本当にいいの？」
「ええ。明彦様の初めてをいただけるなんて光栄です」
僕は片手をベッドにつき、もう片方の手で肉棒を持ち、冬月さんのオマンコ穴にあてがった。
うまくいかずに何度か滑る。おチ×コが虚しく宙を切る。
だが、何度か試していると……。
にゅるりと亀頭部分が柔肉の中にのみ込まれた。
やった！ やったぞ！
確信を得て、腰を深く沈めると、オチ×コは完全に冬月さんの中に挿入された。
おマ×コがきゅるきゅると締めつける。
思わずイキそうになるのをがんばってこらえる。先程、オナニーで射精していなかったら、完全に吐き出していただろう。
少し落ちつくと、僕は腰を動かし始めた。
思うように動かない。自分でもぎこちない動きであることはわかる。
「ああっ……、あはっ……」
冬月さんが気持ちよさそうに声をあげた。
セックスの本によると、女性は演技で声をあげることもあるらしいから、本当はどうなのかわからない。大人の女性の冬月さんが僕なんかの腰の動きで、気持ちよくなるはずがないなどと思ってしまう。
だが、僕としては、ただがんばるだけだ。
腰を動かしながら、ぷるんぷるんと動くおっぱいを揉んだ。指の腹で硬い乳首を押し潰した。ベッドがギシギシなっている。
「明彦様、お上手です……。私、イキそうです……」
冬月さんの言うとおり、先程よりは上手くなってきたような気がする。
余裕が出てきて、冬月さんの肉襞がいやらしく絡みついてくるのを感じられるようにもなった。
こ、これが女の人のオマ×コ……！ 気持ちいい！
改めて童貞を喪失したんだな、と実感した。
初めてが冬月さんのような美人でよかったとも、しみじみ思う。
下半身から激しい快楽の波が襲ってきた。
脳髄まで達して頭がクラクラする。口からよだれが流れ落ちる。
亀頭が大きく膨らんで、すぐにでも射精しそうなことがわかった。
「冬月さん、いい？」
「ええ。明彦様の熱いものをいっぱい出して下さい」
了解を得て、覚悟を決めた。
さっき冬月さんはピルを飲んでいるから、そのまま出してもいいと言った。
だったら思いきり出すだけだ。
僕は二度三度と冬月さんの中をえぐった。
冬月さんが大きな声をあげ、オマ×コが僕を締めつける。
亀頭のカリの部分が肉襞と擦れて気持ちいい。
もう限界だった。
「冬月さん、イクよ！」
次の瞬間、僕は精液を吐き出していた。
全身に快楽の波が走り、頭がまっしろになる。背中がエビのようにのけぞる。
二発三発と放出した後、僕は残りの精液を振り絞るように腰をさらに動かした。
陰嚢からさらに精液が放たれる。
最高の気持ちよさだった。
この世にこんなに気持ちのいいものがあるとは思わなかった。
オナニーの時、精液はティッシュにあるが、今は冬月さんのオマ×コの中にある。
おチ×コを冬月さんから抜くと、肉棒はすでに力を失い、亀頭部分にはぬるぬるとした白濁の液が付着していた。
「明彦様、初めてとは思えない、大変お見事なセックスでした」
「そんなこと。全部、冬月さんのおかげだよ」
冬月さんは上体を起こして、おチ×コに付着した精液をぺろぺろと舐めてぬぐい取ってくれた。
メイドとはいえ、このようなことをしてもらって申し訳ない。でも、冬月さんはうれしそうだ。きっとおチ×コを舐めるのが好きなのだろう。
「これで明彦様も立派な大人ですね」
冬月さんは立ち上がると、股間からあふれてくる精液をティッシュで拭きながら僕に言った。
僕は「うん」と答えた。
大人の男になった実感がじわじわと湧いてくる。
同時に全裸の冬月さんを見て、こんなスタイルの良い美人とセックスしたんだという喜びを噛みしめた。
この夜、僕の人生は大きく変わった。