淫靡なる楽譜-18
棒の先から余りある白濁液が吹き出し、ディアナの腟内を一杯に満たしていく。
そしてディアナもその衝撃に最高の“音色"を発し、完全に意識を手放した。
―――ビュビュッ、ビュルッ、ビュゥッ・・・・・
「ああああ―――ッ・・・・・!!!」
“最終章"は終わった。
床に脱力しうつ伏せになって気絶したディアナ。
その様を見下ろしながら、詩人は服を着替え終わる。
(素晴らしい曲の出来上がりでしたよ、ディアナ様・・・・・貴女のような“楽器"、今後も大事にしたいものです・・・・)
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あの“演奏会"から数ヵ月後―――――――
―――ローザリア王宮郊外
―――ある宿屋の一室
「・・・さて、完成したな。新たなる新曲が・・・」
詩人は机の上に広げられていた楽譜の束をきれいに整頓し用意したバックに詰め込んだ。
これはローザリア王国王妃ディアナから正式に依頼された曲の楽譜の束である。
“これで、ちょうど4作目になるのか”
あの演奏会以来、王妃から次々と新曲の作成を依頼され、
詩人は今までのように自由に世界を巡ることもままならなくなった。
しかし彼自身そのことに不満を覚えたことはない。
なぜなら彼は依頼を受けるに当たり次のような条件をつけているからだ。
『曲が完成すれば、王妃様がお持ちの“楽器"で演奏させてもらいたい・・』
勿論王妃はそれを受け入れた―――――――