淫靡なる楽譜-15
「ああっ、そんな・・そんな、とこぉ・・・!! 」
「なぜ嫌がるんですか?ディアナ様。・・・・貴女のここは、いくら吸っても溢れる泉のようですね 」
詩人は両手で濡れそぼった秘所をおしひろげ、更なる奥に舌を差し込んでいった。
長らく“男"が不在だったその奥は舌の侵入にすら驚喜し、収縮を繰り返す。
これだけで詩人は、彼女の空閨の長さを悟るに至った。
「では、そろそろディアナ様には今までにない最高の音量で、素晴らしい“音色"を出していただきましょう・・・ 」
そう言いつつ詩人はゆっくりと立ち上がり、帽子とズボンをその身から脱ぎ去っていく。
先程までの愛撫で息も絶え絶えのディアナは床に仰向けのまま、黙って詩人の動きを眺めていた。
いや、待っていたと言ったほうがこの場合正しいだろうが。
やがて詩人のズボンが音を立てて床に落ちた。
そこでディアナが目にしたものは、
空気に触れた途端に勢いよくバネに弾かれたように飛び出した肉棒であった。
無意識に生唾を飲んでしまう。
久しぶりに見た、男性の象徴。
それだけで下半身が疼くのが自分でもわかる。
そんなディアナに詩人が優しい口調で、ゆっくりと手を差し伸べてきた。
「さあ、ディアナ様。私と共に――――――」