お仕置き-6
野田は、片手で自分のつけていたネックレスを外した。
しゃらり、とチェーンが音をたてる。
喜平チェーンの先には、人差し指の第二関節までくらいの大きさの弾丸の形をしたシルバーのペンダントトップがぶら下がっている。
それをショーツの中へ入れ、縦筋にあてがうと、前後に動かしながら蜜をまぶした。
しとどに濡れた花びらに先端を押し当てると、ぐっと中へ押し込んだ。
「今日は1日そのままで過ごせ。ちゃんと出来たら、帰りに抜いてやるよ。」
奈緒子の体が固くなった。
「えっ!?そ、そんな・・」
「お仕置きだって、言っただろ?ちゃんと出来なかったら・・学校の掲示板に例の写真でも貼るか?」
「や、やめて!おねがい・・!」
「言ったろ?イイコにしてれば誰にも見せないよ。さて、もう少しでこっちのドアが開くぞ。」
はっと窓の外を見た。
ちょうど電車がホームに入るところだった。
慌ててキャミソールをスカートにしまい、ファスナーを上げた。