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トーキョーJane Doe
【女性向け 官能小説】

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出会い-4

吸い付くような肌に舌を這わせながら、乳房から腹へ。
茂みの間を指で探ると、すでにじっとりと濡れていた。
ふうう……と、声とも吐息とも付かないような喘ぎ声を漏らしながら彼女はゆっくりと足を開いた。俺は茂みにキスするとゆっくりと割れ目に舌を差し込んだ。
あっ。
女の体が敏感に反応する。クリトリスを舌でつつき、吸った。彼女は俺の髪を撫で回しながらさらに足を広げた。ホテルのボディソープの匂いに混じって少し酸っぱいような愛液の匂いがした。
なぜ男は犬のように女のここを舐めるのだろう。女を喜ばせるためなのか、もっと深く濡らすためなのか、もっと本能的なものなのか。
いずれにしろこの行為によって女は喜びの声を上げ、その声を聞くことで男は征服感を高める。ぞんぶんに舌で味わい、肉襞の柔らかさを堪能した。
「わたしにもさせて」
彼女は体を起こすと俺にキスをし、首筋を吸いながら下へ下へと顔を下ろしていく。いきり立ったペニスを上下にしごき、先端を舐めまわしながら口に含んだ。

温かい。
初めて会った日にセックスする(若いヤツらには普通のことなのかもしれないが)と言う非日常的な行為のはずなのに、俺は体が弛緩していくのを感じ、目を閉じた。長い髪を耳にかけながら、彼女は顔を上下させている。
ビクビクと反応するペニスを握ったまま、ゆっくりと俺の膝に座り自ら深く差し込んだ。

ああ……
俺の首に腕を回し、貪欲に唇を重ねて来た。
俺は力いっぱい彼女を抱き、下から突き上げる。密着した乳房が柔らかい衝撃となって俺にぶつかって来た。
そのまま彼女を仰向けに寝かせ、更に深く彼女に進入していった。

ああっ、あああっ!
憚ることなく声を上げ、太ももで俺の腰を押さえ込む。波が押し寄せるたびに、彼女の襞が俺のペニスを強く締め付けた。

久し振りの行為だったこともあり、何度もいきそうになった。
そのたびに動きを止めて波が引くのを待たなければならなかった。
「ごめん。こうしないとすぐにいっちゃいそうなんだ」
「いいじゃない。何度だってしましょうよ、朝までずっと」
その言葉が免罪符になったように、すぐに射精してしまった。


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