淫らな一族集合-2
見た目の若い美弥子と瞳、それに本当に若い恵子の3人は人目を引いた。そんな3人だからよくナンパされることがあったが、それがイケメンならば美弥子は喰いついた。
『これは今まで男日照りだった瞳さんのため。あたしはそれに協力させてもらうだけだから浮気じゃないわよ』
美弥子はそう言うが、1番イケメンに目が血走っているのはいつも美弥子だった。美弥子を敬愛する瞳が美弥子に恥をかかす訳にはいかない。
『そうです。あたしヤリたくてヤリたくて、どうにかなっちゃいそうです。でも1人で勇気がないわ。美弥子さん、こんなあたしのために、忠さんに内緒で嫌な思いをさせてごめんなさい』
こんな感じで瞳は美弥子の気配を察して、いつも自分が一番乗り気だとアピールした。しかし実際のところ、殆ど変わらないくらいにノリノリに間違いない。
『2人とも下の口から涎を垂らしながら、何を小芝居してるのよ』
そんな時、息子の婚約者の恵子の処遇が問題になった。
『あたし達、この人達とセックスを楽しむから恵子ちゃんだけ先に帰ってオナニーでもしといて』という訳にはいかない。
しかし、これも実際には何の問題にもならなかった。瞳自身が可愛い恵子に惚れこんでいて、恵子が他者に犯され乱れる様を見るのが大好きだったのだ。
『あうううああ、あっ、あっ、し、新司さん、エッチな恵子を許して〜〜〜、あああん、もっとおお、もっと奥まで犯して〜〜〜』
その場に居ない新司に向かって詫びながら、見ず知らずの男にバックから嵌められた恵子は、相手の下半身に目掛けて自らバンバンと腰を打ちつけるのだった。
『うう〜ん、あたしのお嫁さんはなんてエッチな声をだすの〜。背徳感にゾクゾクするわね〜』
恵子の喘ぎ声が、瞳を頂点へと導く起爆剤となっていたのだ。
つい最近では乗り込んだ電車の中で、痴漢を楽しむグループと遭遇し、十数人に犯されながら、歓喜の喘ぎ声を上げていたことが記憶に新しい。もちろん、この時も瞳の了解の上でのことだった。
女3人の秘密だった。
「うふふ、ホント、可愛いお嫁さんだこと」
普段は大人しく見える恵子の激しく乱れ様のギャップを思い出して、瞳はクスリと笑った。
「うーむ。叔母さんの女体…、捨てがたい…、しかし…」
瞳の思い出し笑いの中身を知る由もなく、新司は悩み続けた。
新司の運転するワンボックスカーは、美弥子の家の前に到着した。
案の定、恵子は家の前で自分達の到着を待っていて、瞳に向かって満面の笑みを浮かべて迎えてくれた。その微笑みは、セックスをしている時の淫乱さの微塵も感じさせない天使の様な清純さだった。
「お義母さん、新司さん、おはようございます」
助手席の扉を開けながら恵子は挨拶した。
「恵子ちゃん、おはよう。今日も可愛いわね」
恵子の笑顔を見て瞳の胸はキュンとなった。とにかく恵子が可愛くて仕方がない。ましてや、結婚後も新司を共有することを望み、また、自分との女同士の恋人関係をも楽しみたいと言う恵子とは、決して嫁姑問題は起こらなかった。
瞳は手を伸ばして可愛い恵子のノーブラの乳首を服の上から摘まんだ。恵子も瑞季のことを配慮して、胸が目立たないシャツを着ていたが、熟知している嫁の乳首の位置はピンポイントでわかった。