瑞季の相談相手-3
『えっ?『遠慮』って?」
一瞬、瑞季に悪寒が走った。
「こっちのことよ。気にしないで。明日8時に迎えに行くから、2日分の着替えを持ってきてね」
『どこまで行くんですか?お義姉さんと新司くんの他に誰か来ます?』
不安になった瑞季は捲し立てるように聞いた。
「うふふ、行ってからのお楽しみよ。じゃあね、おやすみ」
瞳はぼろが出ないように電話を切ることにした。それにこれ以上電話が続けられない事態が、さっきから瞳の身に起こっていたのだ。
『あっ、はい、おやすみなさい』
瑞季が電話を切った途端、瞳の口から我慢していた喘ぎ声が漏れた。
「やあん、ダメ〜、新司ったら人が電話してる時にそんなことしないでよ〜」
「ははは、よく我慢してたなあ」
電話を受けている最中、母親の女体を弄くりまわしていた新司だったが、電話が終わった途端にそれを中断した。
「もう!電話は終わったんだから、続きをしなさいよ」
「どっちなんだよ」
「意地悪!お願いだからもっとエッチなことをして」
瞳は新司が触りやすいように足を大きく開いた。
「わかったわかった。で、瑞季叔母さん、どうしたって?」
新司は改めて瞳の乳首を摘まみ、剥き出しの股間に指を這わせながら聞いた。瞳の股間は電話の最中の愛撫で充分に潤っていて、新司の指をスンナリと受け入れた。
「あっ、あっ、こ、幸樹くんに犯されそうなんだって、あっ、あっ、あっ」
瞳は電話の最中には我慢していた喘ぎ声を上げながら答えた。
「『犯されそう』?どういうこと?」
気になった新司は手を止めて聞いた。
「やあん、やめないでよ」
「教えてくれたら、後でたっぷりセックスしてあげるよ」
「本当!嬉しい〜」
喜んだ瞳は新司に抱きついた。実は明日からのことを考えて、今日は禁欲にしようと美弥子と申し合わしていたから、1日中悶々としていたのだ。
瞳は瑞季の電話の内容を新司に話した。
「へ〜、幸樹が瑞季叔母さんの体に興味をね〜。それで母さんは幸樹を諭すって約束したのか」
「へっ?何言ってんの。誰がそんなこと言った?」
「さっきの電話で『諭す』って言ってたじゃないか」
「バカね。幸樹くんを諭してどうするの。諭すのは瑞季ちゃんよ。こんな風に『息子のおちんちんを楽しみなさい』ってね」
瞳は新司を押し倒すと、新司の肉棒を掴んで自分の淫口に宛がった。
「身近におちんちんがあるのに、楽しまないなんて勿体ないじゃない」
瞳は妖しく微笑みながら腰を落とした。ぬぷっとした生温かい感触が互いの性器に伝わり、母と子は互いには気持ち良さそうな吐息を漏らした。
「はあん…」
新司の上で瞳の妖しい動きが徐々に早まってきた。
「ああああん、いい、いい、息子のおちんちん最高〜、ああああん」
瞳は激しく腰を上下させながら、明日からの宴を想像して楽しくなっていた。