恋人にしたい-12
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陰毛が絡みついた土気色のおまんこを舐めたいと思った時に彼女はちょっと拒むように腰を退いた。
女には時々の事情があるみたいだから、僕はそのあたりかと思った。
だけどよく思いなおしてみると、さっきまであの彼がここを使っていたことになる。
そう気づいた時には舌先でコリコリとした感触を味わっていた。
かずささんは人差し指を噛み、ふぅ・・ふぅ・・と息を漏らしながら舌の動きに合わせるように腰を揺する。
密着させた唇の中に抜け落ちた陰毛が一本入り込んで舌に絡みついている。
が、そんな事に気を払ってはいられない。
興奮して僕は指を膣孔に挿しこんで捻りながら、コリコリをちゅぅ・・・っと吸い上げる。
「ひあぁ・・あっ・・・」
果汁が迸る感触と同時に崩れ落ちたみたいに彼女は腰を震わせた。
「ん・・・っ・・17歳の男の子にイカされるって・・なんだか屈辱的・・・」
指はまだ、柔らかな襞の中に包み込まれたままだった。
抱え上げて宙を舞った足の指は反り返り、まだヒクリヒクリと断続的に跳ね上がる。
「イクって、どんな感じですか?」
「そんな事・・・聞かないの。」
太腿から離した両腕は「こっちにきて」とばかりに僕を招き寄せる。
抱き合って、また舌を絡ませるが片手の指はまだおまんこの中を漂っている。
くねりくねり動かす度に絡めた舌の隙間から吐息が漏れるのは、これ以上ないエロチックを感じる。
握ったペニスを擦りながら乳首を舐めてくれた。
そのくすぐったさは胸いっぱいに膨らんでお返しにおまんこの孔を撫でながら、コリコリを親指の腹で擦りつけた。
かずささんがそのままペニスの先端を咥えこむと指は彼女から抜け落ちる。
さっきの「屈辱」を晴らすつもりなのだろうか?
そんな事されたら、今度は三秒持たないうちに口の中に射精してしまいそうだ。
僕は体を離して彼女の肩を抱きしめた。
「まって!そうじゃなくて・・・」
ボクシングか何かのクリンチというヤツに逃げるような格好だ。
「どうしたの?急に・・・」
「っ・・出ちゃう。」
おもしろがるみたいに彼女はコシコシと擦りあげた。
「今日は。ちゃんとセックスしたいんだ。」
膝立ちになって、脛の傷がじんじんと痛む。
まっ裸のままで足にだけピンクのバンダナを巻いているへんな格好だった。