コインランドリーの下着-2
というわけで、乾燥機の扉をガチャリと開けた。
中には、希美さんのほかほかの衣服があった。
んで、よく見ると、衣服に埋もれて、洗濯ネットに詰め込まれた布地のかたまりがあった。
パンティとブラだ!
白、ピンク、ブルー、柄物、黒と、さまざまな色の布地が入っている。
「いかんな〜、希美さん、黒の下着なんか身につけて。清純派の希美さんなら、断然、白ばかりだと思っていたのに」
軽い失望を覚えながら、洗濯ネットを取り出した。
乾燥が終わったばかりなので、ほかほかしている。
もちろん、これを取り出したのは、街のヘンタイたちから希美さんの下着を守るためだ。
何しろ俺は警察官だからね。
と同時にある疑念が頭に浮かんだ。
もしかして盗まれている物があるんじゃ……? 俺が来る前に乾燥機を一時停止にしてパンティを物色し、盗み去る。一枚なくなったくらいじゃ、希美さん、気づかないかもしれないし。そうなるとヘンタイ野郎の思うがままだ。盗んだパンティを頭に被ったり、穿いたり、臭いを嗅いだり、ペロペロ舐めたり、やりたい放題! これは犯罪だ! 警察官として見逃すわけにはいかない!
こう考えて、洗濯ネットから下着を取り出した。
パンティとブラをひと組ずつ照合していき、なくなった物がないか確かめる。
ピンクのパンティとブラは揃っていた。白いレースのついたフェミニンなものだ。
ブルーのパンティとブラも大丈夫だった。これは黒のレースがついていて大人っぽい。
柄物も黒も揃っていた。
黒はTバックのセクシーなものだった。ううっ、希美さん、服の下にこんな下着を隠していたなんて……!
そして、最後の白のパンティとブラ。
これも大丈夫だった。
ふう〜〜、何とか希美さんの純潔は守られたようだな。
こう安堵の息を吐いて、下着をネットに戻そうとした時、白のパンティが目に入った。
うん? これは……!?
目を懲らすと、パンティの股布の部分に茶色の縦染みがあった。
永年の汚れが蓄積してこびりつき、洗濯では落ちなくなってしまったものだ。
ていうことは……!
この縦染みは希美さんのオマ×コの汚れ……!
この形状はオマ×コの形状……!
希美さん、こんなオマ×コを持ってるんだ……!
感激で思わず打ち震えた。
次第に顔が魅惑の布地に近づいていく。
いかん! 何をしてるんだ? 俺は警察官だぞ!
こう自分に言い聞かせるが、とまらない。
顔はどんどん近づいていき、鼻がオマ×コの形状部分に触れると、思いきりクンクンした。
もちろん洗濯したばかりなので淫猥な匂いはせず、洗剤の甘い匂いがする。
しかし、ここが希美さんのアソコに触れていたと思うだけでうっとりしてしまう。
完全に夢見心地だ。
乾燥機をかけたばかりのパンティはほかほかしていた。
市民とのあたたかい交流が出来て、俺はとても幸せだった。
すると、背後で声がした。
「な、何をしてるんです!?」
あわててふり返ると、買い物を終えた希美さんが立っていた。
自分の下着でうっとりしている変態男を見て、呆然としている。