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妖怪艶義〜かまいたち〜
【複数プレイ 官能小説】

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夕凪-2


「あはっ♪おにいちゃんの目、とろ〜〜んってしてきちゃった…♪」

最初は指を挿入(い)れられることへの恐怖から、突かれるたびに吐き出していた息が、徐々に断続的な喘ぎへと変わっていく。

彼女の指で後ろを突かれるたび、半ば強制的に腰の力を抜かされて、ちょうどトコロテンを押し出すように精液が押し出される感覚に襲われる。
そして、飽くまで優しい彼女の口腔吸引に、自分でも驚くほど情けない喘ぎが漏れ・・・後ろを突かれてせり上がってくる精液を、このまま、彼女の口に吸い出されてしまいたい――そんな欲望が、どんどん脳を埋め尽くしていく。

「ハハッ…♪あんだけ出しといて、もぉイキそうになってきたんだ…?」

俺の限界を悟って、ふたりの妹までが乳首を弄びはじめる。
硬く尖らせた旋風の舌が、ほじるように、右の乳首を転がしてくる。
ふっくらとやらかい春風の唇が、赤ちゃんみたいに、左の乳首に吸いついてくる。

「イク時は、ちゃんと『イク』って言うんだぞ…?そしたら、最っ高に気持ちよくしてやるかんな・・・・♪」

夕凪の指が、激しく動きはじめる。
すっかり解れた尻穴のナカを、ぬこぬこと、指が滑らかに往復していく。そのたびに、俺は脱力感と被征服感に満たされ――気づけば両手で夕凪の頭を抱え込み、爪先立ちで必死に腰を突き出しながら、両の乳首はふたりの少女に吸いなぶられて――
脳が真っ白い火花に埋め尽くされ、俺は旋風に言われたとおり、掠れた声で射精を宣言してしまう――

「アハハ、ホントに言ってやんの!いいぜっ、ほらッ、イけよっ♪」
「なぎお姉ちゃんのおくちに〜、い〜〜っぱいおもらししよーねっ、おにいちゃん♪」
「んんっ…じゅじゅずじゅうううぅぅぅぅぅ・・・・・っっッ!!」

カリッと、右の乳首が優しく甘噛みされる。
ちゅぅちゅぅと、左の乳首を乳輪ごと激しく吸い上げられる。
根元まで刺さった夕凪の指が、ナカで鉤づめを作って、俺の知らない快楽スイッチを押し込んでくる――

両の乳首と尻のナカ、男のスイッチをみっつ同時に押され、強制的に精子が這い上がってくる。
そして精子を待ち侘びるように、飽きることなく‘俺’を吸引しつづける、夕凪の強靭な口まんこ――その甘く激しい吸引に、俺は舌まで突き出しながら、ただただ快楽に身をゆだねる。

「んっ、じゅるっ…そろそろ、昇天させて差し上げます・・・んぅっ、じゅるうぅ…っ」

ナカで蠢いていた鉤づめが、ひときわ強く折り曲がって。狙い違わず、オトコのGスポットをグリグリ刺激する。腰から下がジィンと痺れ、精子が昇る心地良さだけやけにじっくりはっきり感じられて、そのまま――

「んんっ、んっ・・・・♪」

俺は射精の瞬間さえコントロールされて、漏らすように、夕凪の口に放ってしまう。

でも、それは驚くほどに心地良くて――ふたりの少女に乳首を丁寧にねぶられながら、俺は何度も何度も腰を戦慄(わなな)かせて――根元まで咥えて吸い上げ続ける夕凪の喉奥に、何度も何度も白濁を注ぎつづけた・・・・。


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