旋風-1
3
「んっ、ちうぅぅ・・・っ、ぷはぁっ♪ごちそーさまですっ♪」
一滴残らず吸い出した春風が、ぴょこんと腕に抱きついてくる。よだれで濡れた少女の唇に、そこで果ててしまったことを思い知らされる。
「よーし、次はアタシの番だな…ほらほら〜、早く勃起させろってぇ〜っ♪」
しかし休む間もなく、今度は旋風がペニスに取りついてきた。萎えたモノをがしがし扱かれ、むずがゆいような感覚に身悶えさせられる。
「う〜〜…っ、こらぁっ!早く勃てろって〜っ!」
「ダメだよつむじお姉ちゃん、そんならんぼーにしたらぁ…おにいちゃん、イったばっかでビンカンなんだから〜」
「…う〜〜・・・・っ」
妹に注意され、旋風はモノを握ったままふくれっ面になってしまう。
「春風の言うとおりよ…殿方の急所は、もっと優しく愛でてあげなくては・・・。」
「おにいちゃんタマタマさわられるの好きだから、今度はナメナメしてあげたら?」
「わ、わかったよっ!今、そうしてやろうと思ってたんだっ…!」
俺を無視して姉妹で話は進み、‘俺’はあえなく、旋風の口に吸い込まれてしまった。
「んっ、ちゅうううぅっ・・・・!」
旋風は‘俺’をゆっくり扱きつつ、袋に鼻先をうずめてタマに吸い付いてくる。
力加減はあいかわらず乱暴で、はじめは鈍い痛みが下腹にわだかまっていたが、吸い付いたり緩めたりをくり返されるうち、それがジンジンした快感に変わってくる。
そこに手コキの快感も加わって、腰が宙に浮くような、微妙な性感を味わわされる。
「あん…おにいちゃんまた‘ぴくっ’てなった〜♪つむじお姉ちゃんのおくち、そんなにきもちい…?」
じゃれつくように腕に抱きついたまま、春風がじっと見上げてくる。あられもない姿を少女に観察されながら、俺は春風に支えられて旋風の口技を味わう。
熱い口内で弱点を転がされる快感に、徐々に抵抗心は無くなって、股間に吸いつく旋風に物欲しそうな目線すら投げてしまう…
「ん〜〜?んっ、ちゅううううぅぅぅうう…っ!!♪」
その目線に気づいた旋風が、上目遣いに嬉しそうな、でもちょっと小馬鹿にしたような視線で応える。その目に見つめられながら、頬がぺっこり凹むくらいに激しくタマを吸い上げられ、思わず吐息が漏れてしまう――
「ふふ…では、私(わたくし)はこちらを・・・んんっ…」
不意に‘後ろ’から異物感に襲われて、身体が仰け反るように硬直する。
肛門付近を何かがねっとり這いまわる感触と、熱く湿った空気。
間髪いれず左右の尻たぶが押し割られ、露出した裏門に柔らかい肉が――夕凪の唇が吸いつく感触。
そのまま唇が押し付けられて、肛内(なか)に温かくてどろどろした感触が流し込まれた時、俺は悲鳴に似た声を上げていた。
「だいじょうぶだよ、おにいちゃん♪さっきのおくすりを、なぎお姉ちゃんがおしりに‘ちゅーしゃ’しちゃっただけだから♪」
俺の腕に抱きつきながら、春風も空いた方の手で乳首をいじり始める。
流し込まれた異物感は驚くほど早く消えて、代わりに、むず痒いような火照りだけが残った――
「ん、ちゅぅ、ぇろ…如何ですか…妙薬の作用で、菊座がどんどん、緩んできていますよ・・・?」
肛門を中心にじんわりした熱がひろがって、腰に力が入らなくなっていく。
当然裏門の守りも緩くなって、そこを夕凪の舌に舐め解されて・・・舌先がだんだん侵入(はい)ってくる感覚に、思わず身震いしてしまう。
「御心配なさらず・・・徐々に解せば、すぐに指の一本咥え込める様になりますので…」
また一歩、夕凪の舌に未踏の深さを攻略され、腰が勝手にガクガクひくつく。
「へへ、ろうら、おねへひゃまのきくもんへぇめはぁ・・・・これされたら、もう普通のまぐわいじゃイけないかもな・・・♪」
夕凪の舌から逃げるように突き出した腰を、前から旋風が襲う。俺の股間に下から顔をうずめて、玉袋にキュウキュウ吸い付いてくるのだ。
「ん〜〜っ、んっ、んっ、んっ、んっ♪」
タマを乱暴に吸いしゃぶられ、ツンと、疼くような痛みが尿道を駆けあがる。それは先走りになって零れ落ち、膝が笑うような脱力感が下半身を包みこんでいく――
「あら、そんなにひくつかせて。菊座も、こんなに柔らかく…んんぅ・・・!」
その隙を逃さず、夕凪の舌が肛内奥深くまで侵入してくる。尖った舌先が‘挿入’されていく感触に、情けない声で悶えてしまう。
「あは、かわいい声〜♪おにいちゃん、おんなの子になっちゃったのぉ〜?」
くずおれそうな俺の身体をささえながら、春風がいたずらっぽく見上げてくる。そうしながらも、乳首を弾く手は止めてくれない。
「ふふふ〜、おにいちゃん目がウルウルしてる〜♪もぉ少ししたら、お姉ちゃんがおちんちんパックンしてくれるからぁ…い〜〜っぱい、きもちよくなってね?」
そう囁かれる合間も、陵辱は休みなく続く。すでに裏門の守りは破られ、肛内(なか)では舌が好き勝手に這いまわり、射精間際で萎んだ袋もムリに吸い伸ばされて、俺に未知の快感を植え付けていく。
でも、そうされながらも、俺の心は浅ましく欲情して――もはや感覚も曖昧な下半身の真ん中に、重苦しく心地いい熱だけが溜まっていく…。
「ぷはっ・・・姉様、コイツもうイキそうだよ?袋もキュンキュンにしぼんでるし。」
「なら、次は旋風が飲みなさい。私は、最後で大丈夫だから…。」
「じゃあ春風がタマタマなめる〜っ♪おにいちゃんっ、ここに手ぇついて?そぉそぉ♪」
言われるまま目の前の壁に手をついて、夕凪に尻を突き出すような格好になる。そうして立たせておいて、春風も俺の足下にしゃがみこんだ。
「えへへ〜♪おまちかねのぉ、おちんちんパックンだよぉ〜?」