春風-2
「腰、すっごいビクビクしてる…そ、そんなに気もちイイのか…っ?」
「うふふ、上手よ春風…そのまま、亀の頭をいっぱい撫で撫でしてあげて・・・♪」
「は〜〜いっ♪」
上気した旋風の声と、どこか嗜虐的な夕凪の声と、元気な春風の声――。
みっつの声を聞きながら、意識はどんどん、下半身へと集中していく。
春風は言いつけどおりに、亀頭ばかりを激しく責めたててくる。少女のぷにぷにした手で先端をこすられて、腰がビクビク跳ね回る。
小さな手のひらに亀頭をすっぽり覆われ、蛇口を開け閉めするみたいに、右へ左へぐりぐり捻(ひね)り回される。同時に袋もぎゅうぎゅう揉みしだかれ、腰から下が無くなるような快感に襲われる――
「す、すっごいえっちな顔しやがって…っ、このっ…んちゅぅ・・・!」
俺の痴態をじっと見つめていた旋風に、突然、唇を奪われる。
ほんのり朱に染まった頬と、少女の甘酸っぱい香りに迫られて、俺も夢中でその唇を吸い返す。
「んっ?!ん、ちゅうっ…んむ、んちゅぅ・・・ふむぅっ…♪」
突然の反撃にもめげず、旋風も一生懸命舌を動かしてくる。俺も快感に抗うみたいに、必死になって舌を吸い返してやる。
「あ〜っ、つむじお姉ちゃんとちゅーしてる〜〜♪よ〜しっ!はるかぜもい〜っぱいっ、ナデナデしてあげるね〜〜♪」
「あらあら…それでは私は、乳首を愛でて差し上げます・・・」
3人の女の手と口が、俺を射精させるため一斉に動き出す――旋風の口に舌を吸われ、夕凪の指に両の乳首をくじられながら、春風の手で竿と袋をもてあそばれる。性感帯を同時に責め抜かれ、堪(こら)える間もなく射精感が込み上げる。
「ふむっ!んむぅっ♪んちゅ、ほらぁ…もっと‘きす’、してくれよぉ…ふむぅっ♪」
「3人同時に愛されて、流石(さすが)に長くは保(も)ちませんか…?春風、そろそろ準備をしておきなさいね…?」
「はーい、なぎお姉ちゃん♪じゃ〜おにいちゃんっ、はるかぜに〜、い〜っぱいのませてねっ♪」
夕凪に言われて、春風の手管がまた変化する。タマはやわやわ揉みながらも、もう片方の手で竿をにちゅにちゅ、ゴシゴシ扱きたてて、確実に絶頂へと追い込んでいく。
「さぁ…まずは末の妹に、たっぷり漏らして下さいまし・・・。」
耳元で囁きながら、夕凪は背後から、俺の乳首を転がしつづける。親指と人さし指でクリクリつまんだり、指の腹でグリグリ押し込んだり――巧みな指使いがさらに熱を帯びて、ペニスに快楽の電流が突き抜ける。
「では、そろそろ・・・春風、準備はいい…?」
その言葉と同時に、両の乳首を人さし指で小刻みに弾かれ、上体がビクンと仰け反る。
「んっ…こらぁ、逃げるなよぉ・・・っ、んっ♪ちゅう♪んちゅうぅぅ…っ♪」
思わず天を仰いだ俺に、旋風が被さるようにキスをせがんでくる。たちまち舌を絡め捕られ、ちゅうちゅうと吸い上げられる。
じゃれつくような熱っぽさと、口内で繰り出される巧みな舌遣いに、ふっと腰の力がゆるむ。そして――
「いっただっきま〜っす♪あ〜〜っむ♪んっ、ちゅううぅうぅぅうう〜〜〜っっ!!!♪♪」
にゅるっと、春風のあったかい口に咥えこまれた瞬間、強烈なバキューム。
同時に竿をゴシゴシ扱かれ、袋はぎゅうぎゅう揉みしだかれて――俺はあっけなく、少女の口に漏らしてしまう――
「んぐっ!?んぅっ…ん♪んっ♪んちゅううぅぅぅ・・・・♪」
「あは、イってるイってる・・・♪そんなにプルプルしちゃって…ん、ちゅう♪ほら…イってるあいだ、ずっと‘きす’しててやるよ…♪」
「あらあら、咥えた途端に…。ふふ、そんなに良かったのですか・・・?」
射精の間も、旋風についばむようなキスを浴びせられ、夕凪に乳首を優しくいじくられ、春風に最後の一滴まで吸い出される。
それが余韻を存分に長引かせて、俺は最後まで、心地良く精を放ってしまった・・・・。