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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖なる家畜・奈々未〉-20

「んあぁッ!?やめなさ…ッ…や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!!」

「嫌…嫌よぉッ!!奈々未さんが……奈々未さんがあッ!!」


オヤジの全身の緊張と、甘ったるい吐息……その直後の奈々未の悲鳴は、体内への射精が行われた事を物語っていた……この瞬間に、シスター・奈々未は永久にこの世から消えた……。


『ふう〜、スッキリしましたぞ。これでじっくりと玲奈ちゃんと遊べますなあ』

『マゾ豚の目の前で、たっぷりと“男の味”を教えてあげましょうかな』


あれだけ嬲り者にしておきながら、奈々未で果てたのはたった一人だけであった。
奈々未の捨て身の覚悟を無下にし、懸命に守ろうとした玲奈の幼体を弄ぼうとする。
どこまでも奈々未は哀れで悲惨なままだ。


「……うッ……ゆ…許さない…ッ!!」


鬼の形相となった奈々未は、立ち上がるや否や、オヤジ達に掴み掛かった……だが、その決死の戦いに挑もうとした身体は、部下達に捕らえられた……。


『はいはい、マゾ豚はコッチですよぉ』

「離しなさいッ!!貴方達を私が罰してやります!!」

『はあ?テメェから「姦ってくれ」って言ったんだろうが?』

「なにするのよぉッ!!だ、誰がこんな…ベッドになんかあッ!!」

『暴れんじゃねえよぉ。落ちたら怪我すんぜえ?』



奈々未は分娩台に黒革のベルトで拘束され、玲奈は向かい合うベッドに乗せられた。

生贄に選ばれた二つの肉は、それぞれが《調理台》の上で叫び狂う。

その悲鳴は、今も捜している家族や親友や同志達の耳には届かない……。


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