再出発-6
湿りを利用してクリトリスを滑らかに撫でる有樹。指の腹に感じる突起の感触にムラっとする。
「ああん…んっ、んっ、あっ…!」
甘く歪む瀬奈の顔を見つめながら愛撫する。
(やっぱ瀬奈の喘ぎ顔はたまらないな…。こういう優等生タイプの女にいやらしい事するのはやっぱいい。)
優衣の元に行けば淫乱な女がいいと思い、瀬奈の元に来れば優等生タイプがいいと思う、そんな男である。故に未だに優衣と縁を切れないのであるのかも知れない。
「あっうぅぅんっ…!」
中指が中に入って来た。クチュクチュと音を響かせながら膣内を探る有樹。中もたっぷりと湿っていた。
「気持ちいい…?」
目を閉じ悶える瀬奈。
「気持ち…いい…。ハァハァ…」
その言葉を聞き、満足げにニコッと笑った有樹。
「俺のも気持ち良くして?」
そう言って指を抜くとスッと立ち上がる。快感残る体をだるそうに動かし有樹の足元に座る瀬奈。ベルトに手をかけ有樹のズボンとパンツを下ろす。するともうすっかり興奮さしたペニスが現れた。
「…」
瀬奈の胸がドクンと大きく動く。それは勃起したペニスに興奮したからではない。有樹のペニスに優衣の存在を感じてしまったからだ。
(あの女の中に入ったモノ…)
目の前のペニスが優衣に入っていると思うと心臓が軋むような苦しさを感じた。悪い徴候だ。またあの自分に戻ってしまいそうな予感がした。
(ダメ…、耐えなきゃ…耐える!)
瀬奈は自分と必死で戦う。以前の自分に戻らぬよう、必死で戦う。
(あんな女に負けない…!)
優衣は自分の能力の限り、出来るだけ激しくペニスを口撫する。舌で激しくベロベロと舐め、ジュルジュルと涎を吸い、そしてジュポジュポとはしたなく吸いつく。
「ああ…、瀬奈…凄い…」
たまらなそうに瀬奈を見つめながら髪を撫でる。頭を激しく動かしながらしゃぶりつく瀬奈の姿に目を奪われる。
「そんなに俺のチンポが恋しかっのか…。これからは淋しい思いはさせないからな?毎日しゃぶっていいよ?」
そう言った有樹。
(本当に馬鹿…)
もはや呆れた。しかしどう思われても構わない。瀬奈の心の中は優衣に絶対負けたくないという一心だ。有樹を喜ばせる事だけを考えていた。
「ああ…、ダメだ瀬奈!」
有樹は瀬奈を立たせテーブルに手を突かせる。そして背後からギンギンに勃起したペニスを瀬奈の中に突き刺した。
「ああん…!!」
瀬奈の膣はジュプジュプと卑猥な音を立て愛液を押し出しながら有樹のペニスを迎え入れたのであった。