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ある夜の出来事
【その他 官能小説】

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非常階段-14

「リカ、好きだよ。」

男は、満足げに まるで恋人にするようにリカの頬にキスをした。

「…ん。」

リカは、それに曖昧に返事をしたが男は それを了承と思ったのだろう嬉しそうに笑顔を浮かべて、上機嫌に言葉を続ける。

「本当、言った通りだったよ」
「強引にいって良かったー!」

「…え?」

上機嫌の男の言葉に違和感を覚え、リカが聞き返すと男はすんなり口を滑らせた。
全ては、リカの友人のアドバイスだったと。

その後、下りた先に友人達がいなかった事や翌日リカが友人に詰め寄った事、男から逃げまわった事は言うまでもない。


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