お花屋さん-7
「はぁっ…、ここで良いんですか…?」
慣れない運転と無理矢理何度も曲がらされたせいか息を切らせ、停めた今も男が自転車を支えてなければ転んでしまうだろう。
リカは、サドルとハンドルに力なく体を預けていた。
「うん。ここで良いよ。」
男はにっこり笑うと、脇腹からゆっくりと体のラインを確かめるように腰まで撫でる。
「ゃ…止めて…」
「逃げる?」
男は笑顔のまま、撫でる手を そのまま震える太股まで下ろしていくと緩々と内太股を揉む。
「ぁ…っ…やだ…」
逃げたくても力が入らず、男の欲望を煽る事も知らずリカの大きな瞳に涙が溜まっていく。