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〈生贄の肉・二つ〉
【鬼畜 官能小説】

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〈生贄の肉・二つ〉-4

『そうだ……シャワー浴びるか?その汚え身体を綺麗にしなくちゃよぉ?』

「む…むぶッ!?んむむッ!!」

『立てよコラァ!臭えオマ〇コを洗ってこいっつってんだよッ!!』


鎖は首輪から外され、その代わりとして男の手が掴み掛かる。
奴隷か罪人のように引き摺られて、その少女は部屋から連れ出されていった。


『さっきお得意様から連絡入ってよ、処女を用意しろって言われたんだよ……』


眼鏡の男は、足元に転がる少女の頭を爪先で小突きながら、タバコに火を着けた。


『コイツらみたいによ、出会い系でホイホイ釣れるようなガキは駄目ってコトだ……ルックスも良くて生真面目な“お嬢様”を探し出せ……』


どうやらこの男達は、何らかの手段を用いて少女を連れ込み、そして顧客達の欲望の餌食とさせ、それを生業としている集団のようだ。


『じゃあ明日の朝にでも、めぼしい高校の周りを張ってみますよ』

『俺達は駅に行ってみるかな?顔さえ分かりゃ、後は“どうとでもなる”しな』


人を人とも思わぬ悪魔の如き集団が、新たな獲物を求めて蠢き始めた。

彼らにとって、この街の全ては狩り場であり、そこに生活している美少女は、自分達の為の《生け贄》と見なされている……。


『ちゃんと綺麗に洗えよ?ケツ穴とオマ〇コに溜まってるザーメン残さず流せよぉ!』

『どうせ逃げらんねえんだからよ!ぶん殴られたくなきゃ言うコト聞けコラァ!』

『テメェを嬲り者にしたいって変態オヤジが待ってんだよ!友達みたいにしてやっから早く洗って出てこい!』


シャワー室に閉じ込められた少女への罵声が聞こえる……この空間に正義は存在せず、有るのは暴力に任せた力の論理のみ……。


『お前ら、気合い入れて《上玉》を見つけてこいよ?アイドル並みに可愛い処女を用意したら、ご褒美を奮発するって話なんだからなあ』


男達の瞳はギラギラと光り、それはつまり容赦のない狩りの始まりを告げるもの……夜は更けていき、やがて空は希望を感じさせる朝日に輝く……そして淫獣の群れが、世に放たれた……。


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