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第三の性〜少女性愛者への贈り物
【ロリ 官能小説】

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神話と昔話と馬鹿騒ぎ-2

仕事が終わったある日の午後、マリーナとカーチャが島田に向かって、おうちへ遊びに行きたいと言いだした。島田は喜んだ。ペドフィリアの島田に女は無論いなかったし、仕事を除けば友人などいない人付き合いの悪さだったから、気安くしてくれる二人が嬉しかったのだ。
二人はケーキを持って現れた。家に入ると島田の前ですぐ裸になった。島田はあまり驚かない自分に却って驚いたものだが、違和感がないのは、三人が集まっているとき、服を着ていたことがなかったからだと分かった。島田も着ているものを全て脱いだ。一枚でも身につけているほうが、恥ずかしいくらいに感じた。
せっかくだからと、島田はワインを出してきた。無農薬で有名な商標のある高価なワインだった。三人はケーキを食べながら乾杯した。
「今日は立たないんですね。」
カーチャが言った。何がと島田が聞くと
「おちんちん」
とマリーナが口にケーキを含んだまま返した。
慣れてるからなと、太り気味の腹の下で小さくなっているものに目を向け、島田は言った。
「もしここに普通の女の人がいたら、立ってましたか。」
「どうかな。君らだから、あんなに立ったんだよ、むしろ。」
「ロリコン。」
マリーナがにやりとして言ったのに続けて
「そうそう。それそれ。」
と島田はあっさり言った。
「あたしたち、狼のいるおうちに来た赤ずきんちゃんだね。」
と、マリーナは三杯目のグラスを空けた。どうやらマリーナは酒に強いらしく、飲む速さも尋常でなかった。しかも酔うのに乱れなかった。
なんで立たないんだろうと、カーチャが後手を突いて残念そうに言った。島田さんらしくないですよと、酔った目つきで加えた。
「御神体のこと調べてるから、本物をよく知りたいんだって。でも、ほっといていいですよ。カーチャ、あんた、明日のジョーって昔の漫画知ってる?」
マリーナは話題を変えたいらしかった。
「ジョーは立つのにさ。」
博識なカーチャは漫画も知っていて、話は逸らされなかった。
「そうなんだよ。立たないんだよ。」
島田は二本目を取り出して開けた。二人に注ぎながら
「ロリコンはセックス魔じゃないからな。」
と呟いた。カーチャが、どうだか、と言って、立てた膝を開いてみせた。人差し指と中指で広げて
「こちらに御神体の入る穴が見えます。」
しかし自分で見てすぐ
「うわ、この姿勢だと臭い。あたしのが臭い。」
と、手つきはそのままで言った。それを見たマリーナは嬉々として
「知ってる。それ、エロいお姉さんのポーズだ。」
と叫んだ。立ち上がると、知っているありがちなポーズをやってみせて笑った。


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