て-4
「はぁぁ・・・ぁ・・あっあっ」
その様子を上から、じっと石島さんが見つめていた。
「由香里」
「・・・ん?」
返事をするのもやっと・・・だ。
「イった?」
そう言いながら意地悪くにやりと笑う。
急に恥ずかしくなって
石島さんの腕に顔を隠して
「ん」と
小さく返事をすれば
「可愛い」とおでこにキスをする。
手探りで石島さんの腰を探して
ゆっくりと手を下に伸ばして石島さん自身を触れば
すでにカタくなっていた。
両手でそれを触ると手についていた美容液が
ツルツルとその行為を促す。
「由香里。舐めて」
苦しそうに言うその顔が可愛くて
ペロッと舐めれば若干苦い。
「ダメ。美容液が苦い」
べーっと舌を出したまま文句を言ったら
その舌を石島さんが舌を出して舐めた。
「そりゃそうだな。じゃぁ、流しに行くか」
私たちは手をつないでバスルームに入った。