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「すき?」
【学園物 官能小説】

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「すき?」〜BEAUTIFUL HOLIDAY〜-6

私の、イタズラ心に火がつく。いつも、そんな気分をこちとら味わされているんだ。
・・・仕返しだ。
そう思うと、私は身を翻し、へーたを仰向けにして下半身に挑んだ。
へーたの硬いものを、握る。熱くて硬い。それを、へーたが私の突起にするようにそっと舌を這わせて見る。
「んッ・・・」
へーたが反応をした。眉をハの字にして困っているようだ。くぅ〜オモシロい!
先端を中心に。でこぼこしている所、先端の穴があいている所を、舌で刺激してみる。
「わっ!あゆっ!」
へーたが、慌てふためく。
私はにやり、としつつへーたの熱いものを口に咥えこんだ。そのまま、へーたのさおに舌を這わす。
じゅるり・・・
と、へーたのさおを一舐めすると、へーたは、無理やり私を引き寄せ、へーたのお腹の上にのせた。
「も、だめ。もう限界。」
そう言って、へーたは手早くベット脇にあるゴムを取り出し、自身に装着し始めた。
・・・むぅ。もっとへーたの困った顔が見たいのに。中断されて、私は正直面白くない。
「亜由、自分で入れてみて?」
・・・は?!自分で入れる・・・。無理、恥ずかしい。
そうこうドギマギしていると、へーたは無理やり私の腰を持ち上げた。
「わっ!」
へーたの自信が、私の入り口付近に当たる。
「自分でやんないと、このまま刺しちゃうよ?」
「わ、わかったから!」
せっかく私が主導権を握れたと思ったのに。いつのまにかへーたのペースだ。
そっと、へーたのモノに手を伸ばし、自分の入り口にあてがう。そのままゆっくり腰を落とすと、なんともいえない圧迫感が、快感と共に訪れた。
「はぁ・・・」
思わず、ため息が漏れる。初めてへーたを受け入れた時は、涙が出るほど痛くて、出血するほどだったのに、今はすごく気持ちいい。奥まで入った時、あまりの気持ちよさに、しばらく呆けてしまった。
そんな私に、へーたはじれったさを感じたのか、下から突き上げてきた。
「ひゃっ!」
突然の刺激に、私は戸惑う。でも、へーたは止まらない。
へーたのリズムに、いつのまにか乗せられてしまい、いつのまにか自分からも腰を動かしてしまう。
「やぁ・・・へーた・・・気持ちいい・・・」
「俺も・・・」
へーたは、熱に浮かされたようにそう言うと、上半身を起こし、繋がったまま私を抱きしめた。へーたのモノが、私の奥深くまで貫く。正直、ちょっと辛いけど、気持ちいい・・・奥がキュンキュンしてしまう。
へーたは熱い眼差しを私に向けキスをしてきた。へーたのこういうときの顔は、本当に色っぽい。私も、へーたのキスに懸命に答える。顔を離すと、へーたの首に手を回し、きつく抱き返した。奥まで刺さっているものにもどかしさを感じ、自然と腰が動いてしまう。
「わ!亜由!」
へーたは、慌てたようにそう言ったけど、私は腰の動きをどうにも止められなかった。腰を動かすたびに、私の突起が擦れる快感と、奥が擦れる快感に支配されてしまう。ぐちゃぐちゃ、と湿った音が部屋に響き渡る。
「亜由・・・激しいよ・・・」
「へーたぁ・・・気持ちいい」
私が腰を動かすたびに、あまりの気持ちよさにさっきイッタばかりなのに、またどんどん追い詰められていく。
「亜由・・・もう・・・」
へーたは、苦しそうに言う。でも、腰を動かす度に快感が増していき、私も限界が近いと思う。
「あ・・・あ・・・!へーた・・・!」
「くぅ・・・」
私がのぼり詰めたと同時に、私の中のへーたがビクビクっと痙攣した。
私もへーたも、呆けてしまい、繋り抱き合ったままベットに倒れこんだ。
乱れた息を元に戻そうと、へーたの肩で必死で呼吸を整えようとしていたら、へーたが頭を撫でてくれた。
ふと、へーたを見る。へーたは、そっと私にキスをした。
「亜由にイカされちゃった、な」
へーたは、困ったように笑っていた。
「・・・たまには、私が主導権とるのもいいでしょ?」
私もいたずらっ子のように笑ってみた。どちらともなく、フフッと笑い、またキスをした。


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