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劇場版『Chocolate Time』 第2話 どきどきパートナー交換
【近親相姦 官能小説】

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私を奪って、ご主人様-2

 龍は濡れタオルで春菜の髪にまつわりついた白い液を拭き取りながら言った。「ほんとにごめんなさい。こんなにいっぱい出しちゃって……」
「ううん。大丈夫」眼鏡を掛け直した春菜はにっこりと笑った。「あたしこそごめんね、龍くん。手錠されて痛かったでしょ?」
「平気。でも、こうやって手の自由を奪われると、かえって燃えるってことがわかったよ」
「あたしもとっても燃えた」
「でも俺、春菜さんに何もしてあげてない……」
「いいの。私ね、男の人が苦しそうに喘いでたり、我慢できなくてイっちゃったりする姿にとっても興奮するの」
「……そうなんだ」
 龍は意外そうに春菜の顔を見た。
「ケンにも時々してあげるんだよ」
「手錠したり?」
「うん」
「でも、さすがだね、春菜さん。メイドコスプレの第一人者。俺、ほんとに自分がご主人様だって錯覚してたような気がするよ」
「そう?」春菜は微笑んだ。
「でもさ、すごかったよ」
「え? 何が?」
「いわゆる『寸止めフェラ』」
「ふふ、得意なんだ、私。これも時々ケンにもやってあげるの。でも真雪も似たような技、持ってるって話だけど」
「そう!」龍は目をむいて言った。「すごいんだよ、挿入したあと、締め付けられて、ぐるぐる刺激されるんだ」
 春菜は笑った。「ぐるぐるって何?」
「あそこの一番敏感な場所を中の粘膜で激しく蹂躙されるんだよ」龍は興奮しながら言った。
「でもイかせてもらえないってわけ?」
 龍は大きく一つ頷いた。「うん。そうなんだ。もう頭の中までぐるぐるってなっちゃって、意識が吹っ飛びそうになる」
 春菜はくすくす笑いながら言った。「龍くん、かわいい! 子供みたいに興奮してるよ」
「さっきの春菜さんのフェラもそんな感じだったよ。すごかった……」
 春菜は龍の頭を優しく撫でた。
「ねえ、龍くん」
「なに? 春菜さん」
「まだ元気ある?」
「え?」
「私、普通に龍くんに抱かれたい。ベッドで。だめ?」
 龍ははにかんだように笑った。「いいよ。俺も、春菜さんにお礼しなきゃね。ちゃんと気持ちよくなってもらわなきゃ」
「嬉しい! ありがとう、龍くん」春菜はゆっくりと龍のシャツを脱がせた。
「あ、先にシャワー浴びて来てよ。春菜さん、まだ少し俺のがついてるよ、髪に。早く洗ってきて」
「うん。わかった。じゃあお先に」
 春菜はにっこりと笑って立ち上がった。



「下着の着替え、持ってきてて良かった」シャワーを浴び終わった春菜は、ショッキングピンクのブラとショーツを身に着けていた。
「うわあ! 似合う! 春菜さん。意外意外」龍はベッドの上に腹ばいになったまま言った。「春菜さんて、淡いピンクのイメージだったけど、それもいいね。すっごく似合ってる」
「そう? 嬉しい」春菜は頬を上気させた。「龍くんはどんな下着?」
「俺はワンパターンのビキニだよ」龍はベッドから降りると着替えを手にしてシャワールームに足を向けた。「じゃあシャワー浴びてくるね」


 ドアを開けて出てきた龍は下着一枚の姿だった。
 ドレッサーの前で髪にドライヤーをかけていた春菜は、振り向いて言った。「素敵! ピンクのビキニ。あたしとお揃いじゃない」
 鴇色に近いピンクのショーツ姿の龍は頭を掻きながらベッドの端に腰掛けた。春菜もドライヤーのスイッチを切って、龍の横に並んで座った。
「そう言えば確かにこんな明るい色のはあんまり持ってない。黒が大多数」
「メンズにもあるんだね、そんなかわいいの」
「かわいいかな……」龍はまたぽりぽりと頭を指で掻きながら頬を赤くした。
「今日はどうして?」
「真雪に持たされた。春菜さんはきっとピンクの勝負下着で挑んでくるはずだから、龍もね、って」
「当たり!」春菜は右手の人差し指を立てた。
「でも何だか、ちょっと恥ずかしい……」龍は脚をもぞもぞさせた。
「似合ってて素敵よ、龍くん。それも勝負下着ってことなのね」春菜は嬉しそうに笑った。

「持ってるのは全部そんな感じのビキニなの?」
「Tバックも何枚か持ってるよ。真雪が買ってくれた」
「Tバック、龍くん似合いそうだね。真雪って、Tバックが好きなの?」
「どうかな」
「龍くんのお尻、小さめで引き締まっててかっこいいから、とっても似合うと思うよ。今度見せて。一度スケッチしたいな」
「いいよ。でもスケッチだけで済まないかもよ」龍は悪戯っぽく笑った。

 春菜は龍に身体を向け直し、そっと龍の頬を手のひらで包み込んでキスをした。「リクエスト、何かある?」
「俺はオーソドックスなスタイルなら、何でも対応できます。お嬢様」龍は笑った。「春菜さんは? 何かして欲しいこととか、逆にして欲しくないことなんかない?」
「私も特にされて厭なことはないよ。龍くんがそんなひどいことするわけないもの」
「わかんないよ? 豹変して君を痛めつけちゃうかも……」
「それでもいい。私龍くんになら乱暴されてもいい」
「乱暴なんかしませんよ、お嬢様」
 龍は春菜の頬を両手で包み込んでチュッとキスをした。


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