求愛リスト-4
6.
指先を大陰唇に沿わせると、膣口を絞り込むように小陰唇を外から挟む。
指先が、合わさった肉片の上を撫でながら、お小根の脇まで移動する。
指の腹を、お小根の尾根に乗せ、二度三度とストロークを繰り返す。
お小根が、指の間で、コリっと固さを増した。
真帆は、腰をくねらせて、内股で男根を擦り上げてくる。
正彦はそのリズムに合わせて、お小根を摘まんだ指を、シコシコとストロークさせた。指の間の小さなしこりは、ストローク毎に突起を強める。
内股に乗せた男根は、鈴口から漏れる粘液で、ヌルヌルと、柔肌の上を滑る。
正彦は、腰を起こすと真帆の股の間に、膝を折って座り込んだ。
ベッドランプの赤と黄のシェードを通した縞模様が、真帆のすんなりと伸びた素肌を浮き上がらせる。
チャイナ服の似合いそうな、撫で肩、柳腰の股間に、うっすらと暗い茂みが窪んで見える。
指先が茂みを掻き分けると、今まで指の間で震えていた小さな突起物が、ほの白い先端を覗かせる。
膝をにじり寄せると、亀頭を突起物の下に近づけた。
さやさやと、茂みの感触が小気味よい。ふっくらと盛り上がった小丘に手のひらを押し当てると、温もりの下に、しっかりと恥骨が根を張っている。
お臍の脇を通って、しっとりと滑らかな皮膚の上を、手のひらが伸びていく。
左右の手が、同時に乳房を掴んだ。丁度手のひらに余る大きさの、搗き立て餅の様な乳房を、すそ野から中心に向かって絞り上げていく。
指先が中央の突起に触れると、真帆の胴がピクっと震えた。親指を乳首に当てたまま、手のひらを廻して、脇毛に指を滑り込ませる。
上体に引き寄せられて、亀頭の先が、お小根の下を突いた。
「ううっつ」
真帆が腰をくねらせる。
乳首と脇の下に指を這わせながら、チョクチョクと男根を突き上げた。狙いの定まらない鈴口が、小陰唇、大陰唇、小根頭と、ところ構わず股間を責め立てる。
「おおぉ、正彦さん」
真帆は、正彦を迎え入れようと、股を更に開いた。 亀頭は、先走り液を撒き散らしながら、お小根に突き掛かる。
「入れてっ」
堪らず真帆が声を上げた。
正彦は乳房から手を放すと、雁首を摘まんだ。
7.
膝をにじり寄らせ、鈴口を小陰唇の下にあてがい、こじるように合わせ目に押し付ける。愛液で濡れた肉片は、左右に割れて、亀頭を迎え入れた。
気を入れると、鈴口は空割れを滑り、お小根の下を突き上げる。正彦は親指をお小根に当てて、上から亀頭に押し付けた。
真帆が、もどかしげに腰を浮かす。
雅彦が、亀頭を下に向けて気を入れると、小陰唇を掻き分けながら、膣口に滑っていく。
「ああぁ、正彦さんっぅ」
真帆が又、腰を突き上げた。
雁首は 膣口を押し開いて沈んだ。 が、正彦の膝が邪魔して、これ以上嵌まらない。
正彦はそのままの位置で、両手を延ばして、再び乳房を掴んだ。
乳房のすそ野から、乳首に指を揉み上げていく。腰の動きで、雁首が膣口を出入りする。
コリ、コリ、コリ、コリ、コリ、
雁首に快感の渦が湧き起こる。
「おおうぅぅ」
正彦は声を上げた。
「オチンチンがとろけそう」
膣口の刺激で、陰茎は怒張する。 雁首は傘を広げ、刺激が更に快感をわき上げる。
正彦は片手を乳房から離すと、お小根に指を当て、雁首に押し付けた。亀頭が動くと、指の下でお小根がコリコリと震える。
「ああぁぁぅ」
今度は真帆が声を上げた。
くちゅくちゅくちゅ
正彦の眼前で、雁首が、小陰唇の間を出入りする。
あふれ出る愛液が、肉棒の表面を濡らし、メラメラとベッドランプの光を反射する。
「もっと深くっ、お願いぃっ」
真帆の声が、切なげに喘ぐ。
「僕も入れたい」