大学生の来訪-2
由香は、男性に言われた小さなグローランプを、背を伸ばして、男性に手渡そうとした。
上から由香を見下ろす男性に、胸の谷間も乳首も見えるように、
キャミソールの上端部が大きく広げられていた。
由香は、意識的によろめき、片手を男性のトランクスの中心に当てた。
「 あー、ごめんなさいー 」
由香の手は、すでに硬直し始めている肉の塊の感触を実感した。
男性は、一瞬、腰を引いて刺激をそらそうとしたようだ。
「 修理できそうですか ? 」
「 グローランプを取り換えれば、済みますから、向こうで座っていてください 」
男性は、下半身の変化に気づかれないように、由香を遠ざけようとした。
由香は、男性の下半身が引き返せないほど硬直しているのを確認して、喜んだ。
男性の激高した男根は、トランクスを押し上げ、その先端がはみ出そうとしていた。
「 それがすんだら、冷たいビールをごちそうするわ 」
由香は、凍らせたジョッキの底に、短時間で淫欲を誘引する薬剤を流し込んだ。
男性が、脚立から降りてくるのに合わせて、ビールが注がれたジョッキと、
由香がお気に入りの赤ワインを両手に持って、男性の前に立った。
男性が、ジョッキのビールを飲み干した時に、
「 もう一つ修理してほしいものがあるの 」
妖艶な声で話しかけた由香は、右手をトランクスの中に差し入れ、
男性の硬直した男根を、強く握りしめた。
男性の眼は、草食動物に狙いをつけた、獰猛な猛獣の眼になっていた。
男根を握りしめたままの由香と、男性は、肩を重ね合わせてベッドルームに消えていった。