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僕はパンティ
【フェチ/マニア 官能小説】

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そして、僕は……-1


 青葉ちゃんの処女喪失から三ヶ月。

 あれから、ふたりは会うたびにラブホに入り、エッチをしている。
 洗濯中で僕が同行しない時もしているらしいから相当な数だろう。

 ある時は、こんな証言が耳に入った。
 いっしょに引き出しに入っている薄いピンクのパンティが教えてくれたことだ。

「この前なんかさ、青葉ちゃん、高山のチ×コを美味しそうにしゃぶってたぜ」
「そうなの?」

 すると、ベージュのコットンパンティも。

「俺も見たぜ。青葉ちゃん、四つん這いになってくわえててさ、オマンコとお尻の穴が丸見えて超恥ずかしかった」

 僕は言葉を失った。
 あの青葉ちゃんがそんなことを……?

 青葉ちゃんが高山のモノを手で握り、口でご奉仕しているシーンが目に浮かんだ。
 口の中に精液がぶちまけられ、嬉々として飲み込む顔を想像した。
 もはや青葉ちゃんは清楚な天使なんかじゃない。エッチが大好きなフツーの女の子だ。
 それにしても、たった三か月で変わりすぎる。
 高山の仕込みが上手いのか、もともと青葉ちゃんが淫乱なのか。

「青葉、さつきちゃんちに電話しておかなくていいのかしら?」

 土曜日の朝、青葉ちゃんのお母さんが朝食を食べながら尋ねた。

「いいわよ、大げさね」

 青葉ちゃんは、今日、友達のさつきちゃんの家にお泊まりにいくと話しているのだ。
 もちろん、それは真っ赤なウソ。
 高山と一晩過ごすため、さつきちゃんに口裏を合わすように頼んだのだ。
 僕のご主人様は完全に悪い子になってしまった。

 今夜のことが想像される。
 今まではラブホに入っても夜には必ず帰ってくるデートをしていたから、エッチは多くて二回だった。
 でも、今夜は……。
 高山にじっくりと愛されるに違いない。
 前から後から横から攻められる青葉ちゃんの姿が目に浮かぶ。
 ピストン運動のたびに喜び狂う姿が頭の中で駆けめぐる。

「ごちそうさま」

 青葉ちゃんは自分の茶碗をシンクに持っていって洗うと、部屋に戻った。
 鼻歌を歌いながら、デートの準備をする。
 高山に抱かれることを妄想したのだろうか、股間からオマ×コ汁がひと筋、僕の所に落ちて来た。
 もう完全にビッチだ。

 すると、青葉ちゃんはスカートの中に手を入れ、僕をズリ下ろした。
 えっ、何、どうしたの!?
 僕は脱がされ、ベッドの上に放り投げられた。

「これ、子供っぽいし、古くなっちゃったしな」

 見ていると、青葉ちゃんは鞄から包装袋を取り出した。
 僕がいたランジェリーショップの袋だ。
 袋から出て来たのは、黒のリボンが施された濃紺の大人っぽいパンティだった。

「先生、気に入ってくれるかな」

 新品のパンティに脚を通す青葉ちゃん。

 僕はがく然とした。
 そうか、僕はお払い箱なのか……。青葉ちゃんのお気に入りじゃないのか……。
 男によって変わっていく姿を見るのはイヤだったが、今まで僕は青葉ちゃんの〈勝負パンティ〉だった。だからドライブデートの初体験の時も僕だった。
 その座から今、引きずり下ろされたのだ。
 確かに僕は清楚を象徴する純白だし、股布の部分は青葉ちゃんのさまざまな分泌物がこびりついて、洗濯しても落ちない感じになっている。

 だからって! 冷たすぎるよ!

 そんな僕の思いなどお構いなしに、青葉ちゃんは僕を洗濯物入れに放り込むと、楽しそうに外泊デートに出かけていった。




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