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奈々のコスプレ☆文化祭
【学園物 官能小説】

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奈々のコスプレ☆文化祭-1

「ぁ〜ぁ!ついてない」

私の名前は星野奈々☆一年生になったばかりのぴちぴち女子高生。
来週は初めての文化祭でうちのクラスはコスプレ喫茶店やることになってたんだけど……

「ひっひっひ〜!!見事にひきあてられましたな☆」

これは親友の真帆。そう、コスプレの中でも一番露出の多いレースクイーンをやることになっちゃったの。
最悪も最悪。
みんなメイド服とかナースなのにひとりだけレースクイーンってなんでなのよぉ!

それに嫌なのは露出が多いからだけじゃなくて……。
実は私、好きな人がいるの。
誠也先輩っていうんだけど、生徒会長で超クールでかっこいいの。
しかも剣道では個人全国優勝するほどのパーフェクト人間。でも時折見せる優しい笑顔でモテモテなのだ。

レースクイーンなんて格好見られたら絶対嫌われちゃうよ……。
涙が出てきそうになっていたら、真帆がなぐさめてくれた。でも何故か超にやにやしてる……。

「大丈夫大丈夫、あんたのその巨乳があればどんな男もすぐ落ちるよ!!
まぁあたしに任せときなさい☆」

ってどぉ言う意味よぉ…?


文化祭当日
朝私は体育着で校門の飾り付けを手伝っていた。
何気に美術は得意だから、文化祭の実行委員をしているの。
そぅ、この仕事のおかげで誠也先輩とも出会ったんだよなぁ〜。
生徒会長として委員会に挨拶にきた先輩に一目惚れ。そのあとは情報通の真帆に必死で誠也先輩についてききだした。
なんかなつかしいなぁなんて顔をにやけさせながら更衣室に入って、服を着替えようとしたら、なぜか制服がない。
代わりに水着とハイヒールと傘が私の所においてあった。
「なっなによコレ!?」
でも更衣室には誰もいない…。
汗でべっとべとになった体育着をもう一回着るのは嫌だし………。
しかたがないから、着てみたら、超ハイレグですっごいやらしいの。
しかも胸元はおへそまで切り込みが入ってるから、コンプレックスのFカップが半分見えちゃってる〜。
「………真ぁ〜帆ぉ〜!!!」
こんなことするのはやつしかいない!
更衣室を出て教室にダッシュでむかう。途中すれちがうみんなの視線が痛すぎるよぉ!
教室につくと真帆はのんきにティータイムをしてた。

「あらら〜、やっぱ似合うわね〜☆」
「じゃないわよ!早く制服返してよね!」
普段はのろいって言われてる私でもこれはさすがに許せないもん。
しかし真帆はニヤニヤしながら私に近づいて耳打ちをした。
「誠也先輩、大のカーレースマニアらしいですよ〜。ひっひっひ〜」
真帆はぴらっと一枚の写真を取り出した。
F1の前で超スマイルを輝かせる先輩。その横にはレースクイーンの姿も写っている。
「……………まじ?」


………こんなわけであたしは結局レースクイーンをやることになってしまった。


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