「ご主人様のため・・・・〜もう一つの物語〜」-2
「どっどうしよう・・・」
「亜希、しっかりしろ!大丈夫だからな?」
「りょう・・ちゃん・・」
「今日は帰ろう!なっ?」
「あっ!今日授業午前中だけじゃない?ほら!」
奈歩が指さした方向を見るとみんな下校していた。
はぁ〜やっと帰れる・・・
りょうちゃんに支えられ、教室にもどり、鞄を持ち靴箱へ向かう途中のことだった。
「それじゃよろしくお願いします。」
「失礼しました。」
ガラガラ
「!!!!!!」
しっ執事・・・・なんで執事が職員室から出てくるの?あの制服着てるのって・・・
「あっ!亜希じゃん!!今日休みかと思ったよ〜。」
早坂翔太だ・・・・・
ギュッッ!
私はりょうちゃんの腕を抱きしめて、りょうちゃんの後ろに隠れるような体制になった。
「おい亜希?なんだよ〜今からまた家こいよ!なっ?」
「やっ!離して!」
早坂翔太が私の腕をつかんで引っ張った。でもりょうちゃんが
バッ!
「触るな!亜希が嫌っつってんだろ?!」
早坂翔太を突き飛ばし、私を守ってくれた。
「・・・まぁしょうがないか・・でも時期に俺のものになる。今日はガマンしといてやるよ!」
そのまま不気味な笑みを浮かべ去っていく早坂翔太を3人で睨み付けていた。
「んじゃ私はここで!!バイバイ!」
「バイバイ奈歩!今日はありがとう!」
「じゃあな〜」
奈歩と別れ、良平と歩く亜希。いつもとはどこか違い、緊張していた。
「今日のりょうちゃん男らしかったね!あんなに怒ってたりょうちゃん見るの何年ぶりだろ?」
「俺だって自分でビックリしたよ〜。・・・亜希があんなに震えてるのも久々に見た・・・。やっぱり相当キツかったんだな・・」
「・・・・・むっ昔、いじめっ子にいじめられて震えながら泣いてた時も助けてくれたのりょうちゃんだったよね?」
「そうだったなぁ!いじめっ子も突き飛ばして泣かしてたもんな」
「アハハ!りょうちゃん本当に頼りになるもんね。」
この時亜希は少しづつ自分の気持ちに気付き始めていた。
そうこうしてる間に亜希の家に着いた。良平の家は亜希の家のすぐ隣。しかも亜希の部屋の窓を開けると良平の部屋の窓があり、2階で少し怖いが窓から窓へ移動することも出来る。
その日の夜−−−−
お互いの家族が寝静まったころ
ガチャガラガラ
「りょうちゃん!りょうちゃん!」
亜希が窓を開け、こっそり良平を呼ぶ
ガラガラ
「なに?」
「ちょっとそっち行くからクッション置いて!」
「あぁベットの位置ずらして、窓の下にもってきたから大丈夫だよ!!」
「えぇ〜クッションで充分なのに〜」
「よく言うよ、こっちくるたびにひざにアザつくるくせに!」
「クッションがあればいいじゃん!」
「そのクッションの上に亜希が飛び降りれないから、わざわざベットずらしたんだろ?」
「イマサラ?まぁいいや!行くよ〜」
ボスンッッ
「はぁ〜毎回ハラハラするよ」
そういいながら亜希の横(ベットの上)に座る良平。
「俺が亜希の部屋に行けばすむのに・・・」
「いや!私は楽しいの♪」
「はいはい。お嬢様!それでどうしたの?」
「今日はありがとう!りょうちゃんと奈歩のおかげで気が楽になりました!それで・・・・・お礼するから目つぶって?」
「え??なんで?」
「なんでもいいでしょ!!早く!」
「怖っっ!!ん・・つぶったよ・・」
ちゅっ
「???!!?!!」
「そんなにビックリしないでよ〜ほっぺにちゅ〜でしょ?それじゃ部屋戻るね」
部屋に戻ろうと体の向きを変え、りょうちゃんと向かい合った時だった。
「亜希・・・」
ギュッッ
「ごめん。俺亜希のこと好きなのに・・・・守ってあげたかったのに・・・」
「りょうちゃん・・」
抱きしめられて、こんなにうれしいこと言われて、亜希は素直にときめいていた。そして良平のことをお兄ちゃんや友達としてでなく一人の男として好きなことを確信した。
「りょうちゃん、私りょうちゃんのこと好き。大好き・・・・。」
チュッ・・
チュックチュクチュ
一回目は軽いキス・・・二回目はディープ・・・。
「ん・・・はぁ・・」
翔太の時とは違う。翔太の時は苦しくて苦しくたまらなかった。
りょうちゃんとのキスは気持ちよくてしかたがない・・・
「亜希・・・してもいいか?」
「うん・・・」
トサッ
優しくベットに寝かされて亜希が下、良平が上になる。
チュッチュッッ・・
「はぁッッんッ」
亜希の細い首・・猿みたいな可愛い耳・・桜色のほっぺ・・・12年・・・いやもっと。ほしくてほしくてたまらなかった。けど大切にしたかった亜希・・・・そのすべてが良平の腕の中にある。一つ一つ丁寧にキスをしていく。じょじょに亜希の寝間着のトレーナーをぬがし、ブラをはずすと亜希の胸があらわになる。
「結構デカイんだな・・・」
「もうッッ!恥ずかしいこと言わないでよ、バカァ!////」
「バカ?」
チウクチュレロッックチャッッ
「はぅうんッッ!あッもうごめんん〜」
乳首を口に含み、舌で見事に亜希が感じるところをつき、もう一方は指で先端を弾いてくる。
あんッりょう・・ちゃんうますぎッッうぅんッ!
クチュックチチュクッッ