‘剣’と‘魔法’の世界〜まほうつかい〜-4
(ぁ・・・・っ)
‘腰をあげた体育すわり’の格好でしゃがむ女の子の、ほんの少し開いた脚のあいだ――大事なところを被う布がチラッと見えて、私はドキッとしてしまう。
(あか・・・・)
赤というより‘紅’といった方がいいような、大人びた色。
その色が、無防備にめくれ上がったローブの下…健康的で白い太もものあいだから、ちらりと見えてしまってる。
(・・・・っ)
まほうつかいは、あいかわらずオナニーを観察しながら、時どき反応を確かめるように、私の顔を見上げてくる。
私は強制的にオナニーにふけりながらも、自由になる目線で、少女の顔とアソコを行ったり来たりしてしまう――
(ぁ・・・ん・・・・・っ)
ほおを染めて、ペニスをじぃっと見つめてくる女の子と、その脚のあいだ――ほの暗い隙間からのぞく、紅いショーツ。
そのミスマッチが、イケナイ事をしてる実感をさらにかき立てて、なのに私は、どんどん気持ちよくなってしまう。
「ねぇ…アンタさっきから、私のパンツちらちら見てるでしょ?」
だから不意打ちにそう言われて、思わず‘ぁっ’と声が出てしまった。
「んふふ、やっぱりぃ〜…♪」
まほうつかいは、女の子特有の意地の悪い笑みを浮かべて、じぃっと私を見上げてくる。それでも、私のオナニーはとまらない。
「女の子にこんなやらしいオナニー見せつけてー、おまけにパンツまでのぞいてオカズにするなんて〜…おねえさんってばヤラシすぎー♪」
愉しそうにそう言いながら、すとんと地面に腰を落とす。
「ふふっ…♪」
そして‘ぱかっ’と、おしげもなく脚を開いてみせた。
(ぅわ・・・・っ)
貝合わせ一歩手前みたいに、ふたりで脚を開いて向かい合う。
ただ、ひとりはショーツをつけたままで、もうひとりはおちんちんをしごいてる…。
「ほらぁ…そんなに見たかったんなら、いっぱい見ていいんだよ…?」
ぱっくりM字に開脚しながら、まほうつかいが悪戯っぽく言ってくる。
そして私は、ダメとわかっているのに、視線はソコに吸い寄せられてく…。
(ふわ、ぁ…んぅ・・・っ)
やっぱり、紅だった。思った以上に切れこみが深くて、そのきわどさにまたドキッとしてしまう。
それが、まだ愛らしい少女の、健康的ですらっとした腿のすき間を被っているのが、なんだか妙にいやらしい。
「うわ・・・見ていいとは言ったけど、そんなガン見するなんて…おねえさん、やっぱ相当たまってるんだ?」
もう、蔑みの言葉も気にならない――それどころか、少女がわざとらしく口にする‘おねえさん’に、興奮までしてしまう。
(ぁっ、ぁっ、あっ、ぁ・・・・ッ)
少女のエッチな格好を見つめながら、ペニスを丹念にしごいていく。
まほうつかいのショーツは、色や切れこみは大人っぽいくせに、チューリップやさくらんぼがプリントしてある――‘ちょっと背伸びをした女の子’というイメージが、私をますます興奮させていく。
(あっ!あっ、あぅぅ…ッ♪い、イくぅぅ・・・!)
「あ、手の動き速くなった…もしかして、もうイキそうなの?」
さんざん溜めこんだ気もちよさが、エッチなショーツに刺激されて、出口めがけて駆けあがってくる。
手が勝手に、快感を爆発させようと、射精させてしまおうと、一気に動きはじめちゃう。
自分で‘自分’を慰めながら、だらしなく脚を開いて、短く何度も喘ぎながら、絶頂めがけて駆けのぼってしまう――
(ぁ、ぁ、ぁ、ぁ…ッ!もっ、いく、イクっ、イっちゃうぅ・・・・ッ♪)
「んふふ〜…イクときは、ちゃんと『イきます』って言うんだよ?おねーさん…♪」
ごしゅごしゅおちんちんをしごいて、射精間際の気もちよさに舌まで出してあえぎながら、私はまほうつかいを見つめる。
少女は体育すわりの格好…でも膝から下は左右に少しひらいて、ちゃんとショーツが見えるようにしてくれてる。
そろえた膝の上にあごを乗せて、ちょっと小首をかしげるように、悪戯っぽく、上目づかいに私を見つめてくる――
「ほらほら…もうイっちゃいなよっ、お・ね・え・さん♪」
愛らしい顔立ちと、そこに浮かぶ、意地悪な表情(かお)。
(あっ、アッ・・・・んぁっ、アあッ…!!♪)
気もちよさと恥ずかしさがブレンドされた白いマグマが、おちんちんを駆けのぼってきた――
まほうつかいに言われたとおりに、イクことを宣言しますか?
1. 宣言する。→「2. 宣言する…。」へ。
2. 気持ちよすぎて言葉にならない…。→「3. 声にならない…。」へ。