千代子、愛しき妹-7
7.
鈴口から漏れ出す粘液を亀頭にまぶし、唾を肉棒に塗り付ける。
そっと手を伸ばして、中指をクリトリスの下から、割れ目に沿って下げていく。
割れ目は、既に愛液で十分に濡れている。
(このあたり?)
前回、千代子に教わった辺りまで下げていくと、すっと指先が落ち込んだ。
(ここだ)
穴は、思ったほどに濡れていない。
良和は、顔を股間に近付けた。
恥毛が頬に触れる。
ふううと息を吹きつけ、鼻の先で恥毛を掻き分けた。
舌でクリトリスを探った。
カツオだしの匂いが、鼻に忍び込んでくる。
(千代子の、おマンコの匂いだ)
「お兄ちゃん、だめよ、汚いよ」
千代子が、腰を引いた。
「いい匂いだよ、千代子の匂い。お兄ちゃん、千代子のことは何でも好きなんだ」
「ああっ〜〜おにいちゃん」
唇をすぼめて、クリトリスを吸い込む。
ぷちゅぷちゅ
舌を伸ばして、膣口の周りを嘗め回す。
ぺチョぺチョ
舌先を尖らせて、膣に刺しこむ。
クリトリスを舌に乗せ、前歯で優しく噛んだ。
「イックうう〜〜おにいちゃあぁん〜〜〜」
グンっと両足を突っ張って、千代子が固まった。
良和は、千代子の股間に顔を伏せたまま、尻に手を廻して静かに待った。
8.
「あたし、クリちゃんがとても敏感なのよ。子宮がジクジクしてきちゃうの」
固さの取れた股間から顔を上げた良和は、千代子の顔を両手で挟んで、唇を吸った。
「オナニーをしてたからだろう、これからはお兄ちゃんがしてあげるからね」
膣口と周りの陰毛が、唾ですっかり塗れそぼっている。
千代子もオルガスムスから戻って、リラックスをしている。
良和は、さっきから立ちっぱなしで首を振っている亀頭に指を添えて、陰毛を掻き分けた。
亀頭を穴にあてがい、ペニスに気を込めて、腰を押し込む。
うううん〜むむっ〜うぅぅっ
千代子の口から、僅かに呻き声が漏れる。
「大丈夫だよ〜だいじょうぶ〜〜力を抜いて・・・」
鈴口が、処女膜の抵抗を破って、進んだ。
「あああぁ〜〜千代子〜ちよこぅぅぅぅ〜〜〜」
二度〜三度〜腰を煽ると、ペニスはヌルヌルと嵌りこんで、内股が合わさった。
「千代子、入った〜入ったよ〜」
「お兄ちゃんっ」
「痛いかい?」
「ううん、大丈夫よ」
根元まで入ったペニスは、初めて触れる膣粘膜のヌメリに包まれ、一気に怒張した。
伸びきった亀頭が子宮口に触れると、雁首に甘すっぱい電気が湧き上がった。