千代子、愛しき妹-6
6.
次の生理が済み、待望の安全日がやってきた。
たまたま両親は新潟の実家の跡取りの結婚式で、泊りがけで出かけた。
妹の準備をした夕食もそこそこに、二人は風呂を済ませて、千代子の部屋で一緒になった。
幼い時から、お兄ちゃん、お兄ちゃんと良和を慕ってきた千代子に、兄と結ばれることに躊躇はなかった。
女の子好みの花柄のベッドカバーを見ただけで、良和のペニスは跳ね上がった。
「千代子、好きだよ」
「お兄ちゃん」
パンツ一つの良和は、ベッド脇に立つネグリジェ姿の千代子を抱きしめ、唇を吸った。
見た目には体格のいい千代子も、抱いてみると娘の柔肌が、頼りなげで愛おしい。
腰に腕を回したまま、千代子をベッドに押し倒した。
上掛けを取ると、シーツの上にビニールシートとタオルが重ねて敷いてある。
心臓がバクバクして、息が苦しくなり、唇を離した。
ふうう〜
ネグリジェの胸元を開いて、乳房に手の平を合わせる。
指先で、乳首を愛撫する。
乳首を吸い込んで、舌で舐る。
「お兄ちゃん、噛んで〜噛んで〜」
舌と前歯で乳首を挟んで、甘噛みをする。
「お兄ちゃん〜好き」
「千代子〜かわいいよ」
乳房を揉んでいた指が、脇腹を撫で、臍の下からパンティに潜った。
しっとりと汗ばむ腰から尻に、手を廻した。
もちもちとした肌は、すっかり成熟した女のものだ。
股間に指先を伸ばした。
湿った恥毛が、わやわやと指に絡む。
既に勃起をしているクリトリスを撫で、割れ目に指を進める。
ウルウルと濡れた割れ目が、待っていた。
千代子のパンティを引き降ろす。
続いて、良和もパンツを押し下げ、足から抜いた。
「千代子」
手の平で、千代子の内股を押すと、上向きなって股を開いた。
股間に膝を落として目を上げると、目を瞑り、軽く口を開いて放心した千代子の顔が、薄明かりに浮かんで見える。
視線を下げていくと、今まで愛撫していた白くくびれた喉元から、ふっくらと左右に分かれた乳房、お臍、小腹から恥骨の盛り上がり、そこを覆うふさふさとした茂みが視野に入ってくる。
(いよいよか)
腰を落として、ペニスを掴むと、ペニスは再び怒張をしてキリキリと亀頭を振り上げた。