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止められない
【姉弟相姦 官能小説】

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止められない番外編〜由紀と鈴香〜-5

…あの時の自分の行動は酒が入っていたからだ。
鈴香は後に自分の本当の気持ちに気づくあの日まで、無意識にそう自分を騙すこととなる。
居間に戻ると由紀はまだ寝ていた。
鈴香は由紀を起こすことなく彼を抱え上げて、男を思わせるその重さに苦戦しながら自分の部屋まで連れていった。
部屋のベッドに寝かせるが、由紀はまだ目覚めない。
鈴香は起こすことなく、静かに由紀に覆い被さり唇を重ねる。
「ん…ちゅ…」
ついばむようにキスを続ける鈴香。
そして、由紀の口を舌で無理やりこじ開け、中に侵入させた。
ファーストキスであるため、どうすればいいか分からなかったが、遮二無二由紀の口内を舐め回す。
「ピチャ…チュパ…レロ…」
鈴香の激しいディープキスに、由紀の意識が少しずつ戻ってくる。
「ん……んぅ!?」
徐々に意識が覚醒し、自分が鈴香とキスをしていることに気づくと、反射的に唇を離そうとする。
しかし首に腕を回されていて、逃れることはできなかった。それどころか由紀が目覚めたのを確認すると、ますます唇を深く重ねる。
「んぅ…ちゅる…チュパチュパ…レロ…」
逃げ回る由紀の舌を、鈴香は執拗に追い回し粘っこく絡みつける。
ようやく唇を離すと、お互い息が荒く顔を赤くしていた。
「はあ、はあ…鈴姉…何でこんな…」
「何となく急にしたくなった。嫌だったか?」
鈴香の問いに由紀は慌てて首を振る。
「嫌じゃないよ!ただ…いきなりだったから…」
「そうか…よかった。それじゃ続きをしよう」
そう言って、鈴香は服を脱ぎ始める。
「ちょ、ちょっと!」
由紀は急いで鈴香の手を取り行動をやめさせる。
「どうした?」
「どうしたはこっちが聞きたいよ。いきなり服を脱ぎだしちゃって何するつもりさ。鈴姉ちょっと酔いすぎ…」
「何するってセックスに決まってるだろうが」
瞬間、由紀ははっきりと固まった。
「ここまできて何もしない方がおかしいだろ」
そう言って再び服を脱ぐ。由紀は思考が真っ白になってしまって、次は止めなかった。
下着まで脱ぎ去り、鈴香は全裸になって由紀に向かい合う。
鈴香の抜群のプロポーションを初めて直で見て、由紀は思わず生唾を飲み込む。
「由紀…」
甘く自分の名を呼ぶ目の前の女性に、由紀は抗うことなどできなかった。

「はぁ…喉乾いた…」
泉は自分の部屋で一人呟いていた。
由紀を思っての自慰もたっぷり長時間行い、ようやくすっきりした後にゴロゴロしていると、喉が乾き始めた。
メンバーの中で一番酒を飲んでいるのだが、そんな気配は微塵もなくケロッとしている。
水を飲むついでに大分酔っていた鈴香の様子を見ようと、彼女の部屋に向かう。
「あら…?」
部屋に近づくと中からは声が聞こえてきた。
しかもこの声質は…
もしやと思い、泉はバレないように静かに扉を開ける。
(あらあら…)
中の光景を見て、泉の顔に笑みが浮かぶ。

「ん、はあ、はあ、はあ、ああっ!」
部屋では、鈴香はベッドにうつ伏せになって由紀と繋がっていた。
あれから互いの稚拙な愛撫もそこそこに、由紀は鈴香をすぐに求めた。
鈴香も拒絶することなく由紀を受け入れた。
挿入して、鈴香が処女と分かると反射的に由紀は自身を引き抜こうとしたが、鈴香が決然と反対しそのまま互いを求め合い始めた。
ちなみに、今のバックにうつる前に既に二回行為を済ませている。
そんな中で、鈴香も徐々に快感を感じ始めてきた。
由紀はしっかりと鈴香の腰を掴み、力強く腰を打ちつける。
パンパンパンパン!
「んぅ…!ゆ、ゆき…もっと優しく…!」
「無理だよ…鈴姉の中気持ちよくて、勝手に腰が動くから…」
肉棒を最奥に突き入れたまま、鈴香の胸をやわやわと揉み始める。
「はぁん…奥、だめぇ…」
「鈴姉…可愛い…」
由紀はますます鈴香の奥にズンズンと突き入れて、快感を引き出す。
「かっ…はぁ…!だ、め…!いっちゃう!」
「いいよ…いってよ鈴姉…」
由紀もラストスパートとばかりに腰を激しく振り、自身も絶頂を迎えようとする。
ギシギシと聞こえてくるベッドの音が、お互いの心をより淫らにさせる。
「あ、ああ!いっ…!」
「っ!」
そして由紀は三度めの精を鈴香の膣内に放つ。
同時に鈴香もビクビクと身体を震わせ、初めての絶頂を感じていた。
「はあはあはあ…」
未だ互いに息を整えることができず、言葉を交わすことなく余韻に浸っていた。


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