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一夜だけ。。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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一夜だけ。。-2

お互いこれが最後だと分かってた
これ以上関わるのは
お互い守るべきものを
見失ってしまうから
お互いそれが分かっていたから
これ以上は会わない――――

これから先二人で手を繋ぐことはないけれど

優しさや愛情を分け合った夜のことを私は忘れない

決して私と彼は結ばれることはないけれど。。

たった一夜だけだったけど。

「またなっ」
彼が笑って手をふる
「うん、ばいばい」
私も笑って手をふる

分かってる
分かってるけど
今日くらいは君のことを想い
泣いて泣いて
眠りにつくよ

そう、今日一日だけは。。


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