太客に抱かれるナンバー1キャバ嬢-1
2時に店が終わるといつもはボーイに車で送ってもらうところを断りタクシーで駅まで行く。すると既に清水は車で待っていた。玲香の姿を見つけると待ちわびた獲物を見つけたかのように目をギラギラとさせていた。
「失礼します…。」
玲香は顔を強張らせて車に乗り込んだ。
「どうしたの?よそよそしいじゃないか?フフフ」
よりによってミニスカートを履いてきてしまった。清水に舐めるような視線で見つめられた。清水はあからさまに玲香を抱ける事への喜びを顔に表していた。玲香は体を小さくし俯いて座っていた。
車はあるマンションに着いた。
「ここは…?」
「僕の隠れ家だよ。フフフ」
清水は金持ちだ。恐らく浮気する場所として秘密の部屋を持っているのであろう。隠れ家と言っても高級マンションだ。清水は車を停める。
「さ、降りて?」
「はい…。」
車を降りると清水が肩を抱いてきた。
「フフフ…」
胸元を見ていやらしい笑みを浮かべる。これが清水の本性か…、下心丸出しの清水を見てそう思った。
最上階の部屋に入る。隠れ家と言うが玲香のマンションなど比べ物にならないぐらいに豪華な部屋だ。金持ちのレベルの違いに圧倒される。
「何か飲む?」
「い、いえ…」
いつもと逆の立場だ。キャバクラとは違い、全てが清水の主導のもとに時間は過ぎる。清水は玲奈をソファに座らせ隣でヒトリでワインを飲んでいた。
「玲香、彼氏いるんだってな?僕にはいないと言ってたのにね。」
「すみません…」
ここは清水の部屋だ。キャバクラとは違い守ってくれる人は誰もいない。言葉と態度には気を付ける玲奈。
「彼氏とはいつセックスしたの?」
「えっ…?」
今までそんな会話など持ちかけて来たことなどなかった。目の前の清水がもはや客ではない事を改めて感じさせられた。
「同棲してるんだろ?いつセックスしたの?」
「せ、先週の土曜日です…。」
清水はニヤリと笑う。
「て事は5日間もセックスしてないんだ。へぇ…。俺だったら毎日でもしたいぐらいなのになぁ…。」
そう言って玲香の太股に手を当てる。玲香はビクッとしながらも抵抗しなかった。そんな玲香を見てゆっくりと太股を撫で回す清水だった。