投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

悠久の恋の果てに
【ファンタジー 官能小説】

悠久の恋の果てにの最初へ 悠久の恋の果てに 35 悠久の恋の果てに 37 悠久の恋の果てにの最後へ

-6

「やっと。やっと私だけの若旦那様になった」

そう言ったあと、遺体に擦り寄ってみさをは号泣した。

それを空から眺めていた私も涙が止まらなかった。

そして場面がぐにゃりと変形した。
ゆっくりと目を開けると
そこはいつもの私の部屋だった。

涙が止まらない。
拭いても拭いても止まらない涙に。
気がついた。

あ・・・ぁ。そうだ―――
あれは、私と大久保さんの前世だ。


今、たった今、思い出した。



悠久の恋の果てにの最初へ 悠久の恋の果てに 35 悠久の恋の果てに 37 悠久の恋の果てにの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前