立花先輩のオチ×コ-2
それにしても、縛られた下半身ハダカの美青年(おまけに半勃起)と、それを眺めてる美女ふたりって、どーいう光景なの? 場所は体育準備室だし、何だかすごくシュール。
すると、ユミさんが口を開いた。
「立花君、いつものやつ、してもらいたい?」
「……はい。お願いします!」
いつものやつって何だろう? この状況だと、手コキとかフェラとかだけど。うわっ、あたしったら何を考えてるの? はずかしいっ!
立花先輩はご褒美を待っている子犬のようだった。
しかし、ユミさんは安易に与えない。
「じゃあ、クイズ。正解したらやってあげるわ」
「クイズですか?」
「イヤなの? イヤなら今日はこれでおしまいよ」
「いえ、お願いします!」
「じゃあ、第一問。今日の朝ごはん、あたしは何を食べたでしょう?」
立花先輩はすこし考えて答えた。
「トーストと紅茶」
「ブブーッ! 答えはご飯とシャケ。あたし、和食派なの」
「……そうだったのか」
「では第二問。今回は三問出すけど、全部不正解だったら今日は解散だからね」
「……がんばります」
「あたしは週に何回オナニーをするでしょう?」
ええっ、何なの、この質問!?
立花先輩は必死に考えている。そして出した答えは……。
「週に三回」
「立花君、あたしをどんな女だって思ってるのよ!」
パシッ! と立花先輩の頭をたたくユミ先輩。
「すみません。僕が三回なものですから」
ううっ、立花先輩の夜の顔を知ってしまった。週に三回って、男の人にとって多いのか少ないのかわからないけど、ちょっとイメージがガタ落ちだ。でも、先輩が一生懸命オナってる姿を想像するとちょっと萌える。
「じゃあ、最後の問題よ。これが不正解だったら今日はダメだからね」
「お願いします」
立花先輩の顔は真剣だった。
「では第三問。今日のあたしのパンティは何色でしょう?」
これまた難解な問題だ。透視能力でもない限り当てることは難しい。
それでも立花先輩はユミさんのスカートを凝視していた。いつもの知的でクールな姿とは裏腹に、目は血走り、唇をギュッと噛みしめ、額に汗を浮かべている。
先輩が口を開いた。
「ブルー」
すると、ユミさんの表情が変わった。
「な、何でわかったのよ!」
「ただ、何となく」
すごい、どうして? 立花先輩ったら透視能力があるのかしら?
「当たったから、いつものやつ、やってくれますよね?」
立花先輩が目を輝かせた。
「仕方ないわね。本当にヘンタイなんだから」
ユミさんは呆れたようにため息をつくと、制服のスカートの裾を手に取った。
えっ、いったい、何を?
「じゃあ、ご覧なさい。立花君の大好物を」
次の瞬間、立花先輩の大好物が何であるかがわかった。
それはパンツ! 女の子のパンツ!
ユミさんはスカートをめくり上げて、自分のパンツを見せたのだ!