晒された少女-11
指摘されてサヤカはまたぐっと歯を食い縛った。
言葉の通り、硬くなった乳頭が刑事の指にコリコリとした感触を返していた。
サヤカはきつく目をつぶった。
身体の奥底に芽生えつつある感覚に、抗おうとしているようだった。
「それにな、あながち無関係ってわけでもないんだぜ。サヤカちゃん、目ェ開けな。これ、なァんだ?」
膣から引き抜いた指には、糸を引いて光るものが絡みついていた。
「はい、これがサヤカちゃんの愛液ね。気持ちよくして、こいつで滑りをよくすりゃあ、指1本しか入らないお○ンコにだって、さ」
「主任、ちょっと頭どけてもらえますか」
「おっと悪い。仕事熱心だな、うちのカメラマンは」
「やめて……撮らないで……」
「仕事なんでね。悪く思うなよ」
刑事のひとりがビデオカメラで撮影する間にも、男達はいよいよしつこく、ねちっこく、少女の身体を責め立てた。
サヤカは苦しげに首を振って、身体の奥底から沸き起こる快感の波を、押しとどめようとする仕草をみせた。
「よし、今度は後ろだ」
“主任”が指示を出すと、男達はサヤカの身体を裏返して、四つん這いの姿勢をとらせた。
すかさず“カメラマン”が背後にまわり、つき出されたかたちのヒップをファインダーに収めようとする。
「いや……」
聞こえるか、聞こえないかの声で呟くが、もう抗うだけの気力も残っていないのだろうか。
サヤカはわずかに身じろぎをしたが、それ以上は逆らう様子をみせなかった。
もっとも抗ったところで、肩といい腰といい、逞しい手でがっしりと固定され、身動きをすることもできはしないのだったが……。
「そら、こっちもよく見せてもらおうか」
“主任”が隆起したヒップの肉を左右に開き、割れ目の奥にみえていた肛門を剥き出しにした。
もちろん、左右に引っ張られて歪んだ小さな器官を“カメラマン”はしっかりと記録におさめている。
「これまたきれいな、かわいいアナルだな。普通はもう少し黒ずんでたりするんだが、ほとんど素肌と変わらない色合いじゃないか」
「そ、そんなとこ……見ないでよ……」