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悪戯電話
【レイプ 官能小説】

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悪戯電話-6

沙織が理性を取り戻したのは、それから数時間後の事であった・・・

 関口に哀願し、肉体関係を続ける事を条件に、関口に裏口からこっそり出て行ってもらった沙織は、そのまま風呂に入り、さっきの余韻に浸りながら、身体を綺麗にした。

 その後、ようやく孝弘を家に迎えた沙織は、孝一と結託し、上手く孝弘を誤魔化した・・・


 数日後、沙織&孝弘の結婚記念日の事、孝弘は沙織に内緒の高価なネックレスをプレゼントする。大喜びした沙織は、孝弘に尋ねる。

「あなたぁ、ありがとう!最近週末に飲み歩いている償いかしら?」

 沙織は少し意地悪そうに言うと、

「いやぁ、実はお前を驚かそうと前から計画していたんだが、俺の小遣いだけではとても、とても・・・それで週末に内緒でバイトして、稼いだお金で何とか結婚記念日に間に合わせたのさ・・・喜んで貰えたかい?」

 孝弘の言葉に沙織は青ざめていく・・・

(そ、それじゃ、浮気してたんじゃ・・・か、勘違いして私・・・主人を・・・う、嘘ぉぉぉ)

 あの日の関口との淫らな行為を思い出し涙がポロポロ零れてくる。

「な、何だ!?そんなに喜んでくれるのか?買ったかいがあったなぁ・・・ハハハハ!!」

 孝弘は上機嫌で笑うと、沙織は孝弘に抱き付き、

(これからは・・・もっとあなたに相応しい妻になります!あの人には二度と会いません!!バカな私を、許して!!)

 関口との快楽の過ちを、大いに悔いる沙織であった・・・

                  完


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