百合子の姪、珠美-4
4.
部屋に入ると、吾郎は珠美を引き寄せて、軽く唇を合わせた。
「僕も告白するけれど、前から珠美ちゃんが好きだったんだ」
「本当ですか?うれしいいわ」
「僕と叔母さんが付き合っているのは、知っているよね?」
「叔母さまはっきり言わないけれど、なんとなく感じていました。おじさまが亡くなって、随分落ち込んでいたのに、最近はすっかり明るくなって、若返って、綺麗になったわ。あれ、吾郎先輩の所為でしょう?」
「僕は、叔母さんも好きだよ。珠美さんも好きだ」
「私も、叔母さまみたいにしてください」
吾郎は、壁に珠美を押し付け、コートの前を開くと、膝を落としてドレスの上から乳房に唇を合わせた。
開いた口から、暑い息を吹き込む。
「暖かい」 珠美が吾郎の頭に顔を乗せた。
吾郎は、左右の乳房に、交互に口を移しては、暑い息を吹き込んだ。
珠美が、吾郎の頭髪に息を漏らす。
ふう〜〜〜ぅ
吾郎は立ち上がると、珠美のコートを脱がせて、唇を吸った。
舌を差し込むと、珠美の舌がおずおずと絡んできた。
背中に手を廻し、ファスナーを引き降ろす。
開いた胸元を掻き分けると、ノーブラの乳房がぷるんと飛び出した。
空手で鍛えた筋肉質の胸に、さすが娘盛り、輝くばかりの見事な乳房が突き出ている。
吾郎は口一杯に、乳房を頬ばった。
「先輩っ」
珠美の膝が崩れた。
ベッドの端に腰を預けて、珠美が1枚1枚と肌を露にしていく。
吾郎の記憶にある学生時代の日焼けした皮膚は、今は眩しいほどに白く、枕灯に浮き上がっていく。
吾郎も、ポケットのコンドームを枕の下に突っ込んで、着ているものを脱ぎ捨てた。
吾郎が先にベッドに入り、珠美を待った。
5.
吾郎が、上掛けを持ち上げると、珠美は、後ろ向きに入ってきた。
珠美の首の下から腕を突っ込むと、指先に乳房を捕らえた。
上の手を、珠美の脇から差し込んで、もう片方の乳首に指を伸ばす。
「珠美ちゃん、大好きだよ」
吾郎は、首筋に唇を寄せて、声を掛けた。
「有難うございます。私も先輩が好きです。今日はよろしくお願いします」
吾郎は、珠美を上向きにすると、乳房を口に含んだ。
乳首を舌で嬲りながら、指は乳房をやわやわと揉み上げる。
ふう〜〜う
珠美の吐息を合図に、吾郎は手を下に伸ばした。
張りのある腹を過ぎ、臍をかすめて、恥毛に届いた。
汗をかいているのか、しっとりと指に絡む恥毛を掻き分け、地肌に沿って指を伸ばし、クリトリスに添えた。
中指の腹で、クリトリスの背を撫でる。
人差し指と薬指は、恥毛を押さえて、クリトリスの両脇をマッサージする。
「ああぁ 先輩、せんぱいっ」
珠美の呻きを聞き流して、吾郎はクリトリスを責めた。
中指の腹を、クリトリスの先端、サネ頭にこすり付けた。
「せんぱい、いいです、それ凄くいいです」
中指を伸ばして、サネ頭越えに割れ目に差し込む。
「ああ〜ああぁ」
指先に、潤んだ愛液が絡む。
「珠美ちゃん、力を抜いて、ゆったりと・・・安心して僕に任せて・・・」
吾郎は、枕の下からコンドームを取り出すと、肉棒に被せた。
「珠美ちゃん、愛してる、大好きだよ」
「吾郎先輩、私も先輩大好きです」
「少し痛いかも知れないけれど、誰でも経験することだから、心配しないでね」
「はい」
吾郎は、珠美の内股に手を添えて、開くように合図をした。