ラ-3
「どこに行く気?」
「ホテルを取ってある」
「無駄使いだなぁ〜」
豪が言ったホテルは横浜でも一流のホテルだった。
「1日でカタが付くとは思わなかったからな」
「ふ〜ん。野菜をほっといてきたんだ?」
ニヤニヤしてからかえば
「響子の方が大事だから」
なんて、切り返されて
からかったのは私のはずなのに私が恥ずかしくて顔が赤くなった。
そんな私を見てホテルの部屋に入るなりキスをした。
「なんであっさり帰った?」
首筋を舐めながら耳元で責めるように言いながら耳たぶを噛まれた。
「契約書を作るた・・・めっ」
手が、豪の大きな手が私の身体を舐めまわす。
「俺から離れたらダメだろうが」
スーツを脱がされて下着とストッキング姿になる。
「最後の仕事だか・・・ら・・ぁ」
ゆっくりとストッキングをなでられてじらされる。
「エロイな。これ破っても良い?」
一応聞いているけれど、それは決定事項のようで。
ゆっくりと、ピッと音とともにストッキングが小さく破れて行く・・・
「あ・・・・ぁぁ」
その行為がエロチックで恥ずかしくて足をねじって閉じた。