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田園シンデレラ
【女性向け 官能小説】

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「響子。俺と一緒に農園に帰ろう。ずっと一緒にいよう」
「豪・・・」

そんな風に言ってくれるなんて夢にも思わなかった。
何も言えないでいる私の代わりになぜか石島さんが口を挟んだ。

「でも横手さんはこっちで仕事があるんだぞ?どうする気?
彼女のキャリアをつぶすのか?後で彼女が後悔したらどうするんだ?」

じっと見つめる石島さんを豪もじっと見つめ返した。
その後、私と視線を合わせ

「響子、ごめん。俺は横浜では暮らせない。
もし、響子が横浜にいたいなら2人でいい方法を見つけよう」

「そんなこと言わないでよ・・・・」
「え・・・?」
「さらって行くぐらい言ってよ」
「・・・・」
「絶対に俺と一緒に帰ろうって言ってよ」
「響子」

「覚悟は出来てる!」

「響子」

「・・・だ、そうだ。横手、このまま今日は帰宅していいぞ。
どっちにしろ仕事にならないからな。明日は出社しろ」

石島さんがそう言った途端
豪が私を抱き上げた。

「ちょっと!」

「大人しく抱かれとけ。逃げないように抱いててやる」

ここ、会社だってば・・・・

私は喜んでいいのか、困ったらいいのか、怒ったらいいのか分からなかった。


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