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痴漢専用車両へようこそ
【痴漢/痴女 官能小説】

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○○○○クラブの人々-6

「だから、一緒に楽しみましょうよ」

瞳はもう一度優子を誘った。

「でも…彼に悪いし…」

瞳が何度言っても、恵子は煮え切らない態度を取ったままだ。

「もう、本当に内弁慶なんだから。さっきは階段の所で、あたし達におまんこ見せて喜んでたじゃないの。それをここでもやりなさい」

優子は瞳の言葉にハッとなり、電車に乗る前に起こった事を思い浮かべた。

「アレって、コンタクト落としたんじゃなくて、階段の上でしゃがんで、おまんこ見せてたの!」

「やあん、貴女、見てたのね。そうなのよ。恵子ちゃんは階段の所で、いつもそうするのよ」

優子の問いに、瞳は楽しそうな表情を浮かべて答えた。

優子は瞳の楽しそうな目の輝きを見て、自分も見たい、それよりも自分もやってみたいと強く思った。階段の上で股間を晒し、下から仰ぎ見られる事を想像すると、それだけでクラクラしてきた。

優子は座席を階段の段鼻と想定し、かかとを乗せて和式トイレに跨るように座ると、手で股間を押し広げた。

「す、すみません…。下からおまんこ見上げて下さい」

優子は周りに居るプレイヤーに頼み、座席の下から見上げて貰った。

「ああ…、下からだと、凄く恥ずかしい…あああ」

優子は疑似体験に満足した。

妄想に入った優子を微笑ましく一瞥し、瞳は改めて息子の婚約者を、淫わいな世界へと誘った。

「さあ、内緒にしといてあげるから、遠慮しないでいいわよ」

「でも…」

それでも恵子は、モジモジしていた。

息子の事を愛して、煮え切らない態度を取っているのは、姑としてはありがたいことだ。瞳には、それが可愛いく思える反面、もどかしくもあった。

とにかく、今の瞳にとって重要な『息子』は、実際の『息子』の事ではない。

今、瞳の手の中で、熱く存在を主張し続けるプレイヤーの『息子』の方が重要だった。

直ぐにでもその『息子』を堪能したくて、恵子との会話中、自分の唾液と鈴口から出てきた先走り液でヌルヌルする『息子』をシコシコと扱き続けていた。

瞳がもどかしく思うのは他に理由があった。瞳の直ぐ隣では、既に美弥子が立ちバックで、後ろから嵌められ始めたから尚更だ。

それだけではない。美弥子の口には別の『息子』が突っ込まれ、イマラチオに咽びながら、左右の手にはしっかりと別の『息子』が握り締められていた。

愛液の多い美弥子の淫口から、後ろから突かれる度に、ヌプッヌプッと淫わいな水音が響く。肉棒を咥えた口から苦しそうな喘ぎが聞こえてくるが、美弥子が苦しがっていない事は、その蕩けた表情から窺えた。

瞳は元来焦らされる事を望む傾向にあった。男性ストリップの淫わいな雰囲気を味わった事が、既に発火点となっていて、今の状態でも充分焦らされていた。

とにかく自分も早く複数の『息子達』を堪能したくて仕方がなかった。最近では美弥子の影響を受けて、即快感を見習っていたから尚更だった。

「もう!しょうがないお嫁さんね!」

瞳は少し顔を顰めながら立ちあがった。しかし、そのきつめの言葉とは裏腹に、瞳の目は楽しそうだった。

恵子は過去に姑の自分の許しを得て、赤の他人に身体を許した事があった。その事があってから、次に同様の事が有っても、同じ様にしようと阿吽の呼吸でお互いに決めていた。

そして自分が許しを与えた今、恵子の中の『半分』は直ぐにでも乱交に参加したがっているのは、目に見えてわかっていた。バッグに隠した恵子の手が何処を触っているのかも瞳にはモロバレだ。

(早くしたくて、しっかりとおまんこ弄ってるじゃないの)

瞳の目は、バッグとスカートを突き抜けて、恵子の指が淫らな割れ目を、しっかりと擦っているところが見えていた。

恵子の中の残りの『半分』、その煮え切らない態度を取っている『半分』の理由を知っているからこそ、瞳の目は楽しそうになっていたのだ。

恵子は瞳との付き合い通じて、焦らされてから得る快感の深さを学んでいた。それを恵子はこの場で実践し、自分自身で焦らしながら、興奮を高めようとしている事に、瞳は気付いていた。

それは、美弥子の影響から性急に快楽を求め始めた自分とは真逆の成長だった。瞳は自分が築き上げ、また最近では忘れ始めた嗜好を、嫁の恵子が継承しようとしている姿が、とても可愛くて仕方が無かった。

しかし、その恵子が限界に近い事は、日々嫁姑間で肌を重ねる瞳にはわかった。自分も限界に近い。嫁に切欠を与えるのは姑としての自分の義務だ。立ち上がった瞳は、素早く恵子の後ろに廻った。


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