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THE 変人
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取られたくない。-2

 それから帰宅した父、正之と高校生の弟、雄大と家族全員で夕食を取った。それから部屋に戻り順番に風呂に入りゆっくりしているともう0時になった。
 風呂から上がり階段を上がる幸代。ちょっと雄大に色々相談にのってもらおうと部屋に寄ろうとした。すると何故か微妙にドアが開いていた。
 (ん?ちゃんと締めなかったのかな??)
何となく中を覗いてみた。するととんでもない光景を目の当たりにしてしまう。
 (!?)
何と雄大がパソコンでAVを観ながらオナニーをしていたのだ。しかも無修正ものだ。画面を食い入るように見てヘッドフォンをしてズボンとパンツを下ろしペニスをしごいている。
 (な、何してるのよ!?)
思わずドアから離れて口を塞ぐ。雄大は姉から見てもソコソコ格好良く女にはもてる方だ。今も彼女はいるはずだ。そんな雄大がオナニーをしている事が信じられなかった。
 (な、何で1人でするのよ!?彼女いるじゃない!!)
彼女がいるのにオナニーしている事が不思議でならなかった。幸代は少し怖かったが怖いもの見たさだろうか、再び中を覗き込む。すると姉に見られてるとも知らずに夢中でオナニーしている雄大。AVは男優のペニスを女性が悩ましくくわえているシーンが映し出されていた。
 「いいなぁ…。こんな巧いフェラチオ、されてみてぇ…。」
雄大がそう呟いた。
 (そ、そんな子だったの!?)
雄大は普段、下ネタなど一切話さない。真面目な弟だと思っていた。そんな雄大の知られざる一面を見てしまった幸代はショックを受けた。しかし幸代は弟の姿を見続けた。
 (男の人から見たらあんないやらしく見えるんだ…。)
ペニスをくわえる女性の顔は物凄くいやらしく見えた。美味しそうにしゃぶりついている。自分も美味しそうにしゃぶってるなと思われていたのかと思うと恥ずかしくなった。
 幸代は今まで付き合った男性は1人だ。高校から大学まで付き合った相手のみ。それなりに回数はしたが経験豊富ではない。どちらかと言うと何をしていいか分からずいつも受け身、いわゆるマグロ状態であった。幸代はAVから女性の積極的なセックスを知る。AVと弟のオナニーを同時に観察しているのであった。


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