第47章 恋愛ごっこを、随分と楽しんでいるようね?-4
「尻を高く!」
床に突っ伏した昴が、瞳の言葉に尻を高く掲げる。瞳が昴の尻に手を差し入れ、睾丸を握り、射精の脈動が続いていることを確認する。
「はじめたばかりなのに、もう射精が止まらないの・・・彼女より気持ち良かったようね?でも、まだよ。もっと気持ちよくさせてあげるわ。瑠璃、準備をなさい!」
昴のアヌスに瑠璃がワセリンを塗り込んでいく。
「ん、ぐふう、んぐう。み、みるな・・・るり・・・みないでくれ・・・」
瑠璃がすまなそうに顔を背ける。
「まだ、余裕があるようね?すぐに何も見えなくさせてあげるわ・・・」
言い終わると瞳は、昴を立たせ、立ちバックの体勢で昴のアヌスに亀頭を押し付けた。
「力を抜きなさい・・・」
圧力が掛かり、瞳の亀頭が昴のアヌスを押し広げる。
「ん、んああ!」
「まだよ。力を抜いて・・・」
「んああ、ああ、はうううううううう!!!!」
瞳のカリ首が、昴の菊門を通り抜ける。
「まだよ。まだ、亀頭だけ・・・もっと、奥が気持ちいいのよ」
「あっ、あっ、んあああ、はあああああああ!!!!」
瞳の外性器を少しずつ押し込んでいく。アヌスの内壁を擦られ、昴が少女のように体をくねらせ、悩ましい声をあげる。
「昴。いい声で鳴くのね?可愛いわ・・・でも、これからよ」
瞳がゆっくりと腰を使う。ぬちゃぬちゃといやらしい音が部屋に響き渡る。それを掻き消すように、昴が恥ずかしい声を上げ続ける。昴のアヌスがこなれたところで、瞳が侵入角度を大きく変え、昴の前立腺を激しく突き上げた。
「う、うわああ、はがああああ!」
尿道を塞がれ、発射を止められた状態で、射精のスイッチでもある前立腺を激しく突き上げられたのだ。突かれる度に、睾丸が狂ったように暴れだす。しかしそれさえも小さな快感だった。昴の激しい反応の原因は別にあった。
昴が憧れ崇拝してきた、あまりにも遠く気高い存在、神ともいえる瞳が、自分の性器を使い、直接昴の体に手を下しているのだ。そしてそれは、あまりに手際よく、激しい領域に深く踏み込んで、昴の官能どうしようもないほどに刺激する完璧なプレイだった。昴の体が感電したように激しく震えだす。
「昴。聞かせてちょうだい・・・あなたは私を愛しているのかしら?」
「ん、っくうぅ、もちろん。瞳さんは僕の大切な人です・・・」
「では、彼女と私のどちらがより大切かしら・・・」
「っく、ぐうう、もちろん・・・どちらもです!どちらも譲れない!」
「上手く答えたつもりでしょうけど、ただの言葉遊びに過ぎないわ。愛なんて幻想はいくらでも誤魔化せる。でも快楽は、心と体の官能は嘘をつかないわ。さあ、あなたの欲しいものを与えて上げる。あなたのその体で、どちらが良いのか知りなさい・・・」
言い終ると瞳は動きを止め、昴の尻を強く引き寄せた。
「私の思いを感じなさい・・・」
昴のアヌスの奥深くで瞳の外性器がビクビクと震えだす。昴のアヌスが瞳の外性器を締めつける。瞳の外性器が、昴のアヌスを押し広げるようにして膨らみ精液を送り出していく。体の奥で焼けるように熱いものが広がった。瞳の精液だった。
瞳の精を受け止めた。その事実が昴の気持ちを極まらせる。発射を伴わない射精が始まる。出口を塞がれ、行き場のない精液が逆流する。押し戻された精液を再び押し出そうと、睾丸の収縮が狂ったように加速する。
昴はこれまでにない幸福感に包まれ悶えた。それは、肉体で生まれる激しい感覚によるものか、瞳の精を受け留めた精神的な高揚によるものか、昴には分からなかった。
その後、瞳は昴の喉とアヌスを交互に犯し、何度もそして静かに精をそそぎ込み続けた。その度に昴は気持ちを極まらせ、発射のない射精を繰り返した。そして、射精の脈動が何度も重なり合い、最後には脈動が連続して止まらなくなっていた。
朝7時。瞳はようやく昴のアヌスから外性器を引き抜いた。3時間もの間、精を注がれ続けた昴が崩れ落ちる。
「さあ、最後の仕上げよ。あの娘がどんな反応をするのか見ものね?」
瞳は、昴の革紐を巻きつけられたままのペニスを手に取り、瞳の名前を書き込んでいった。革紐の間に隙間なく、そして睾丸からアヌスの周りまで、ビッシリと書き込んでいった。
その後、瞳は昴にシャワーを浴びることさえ許さず、メイドに用意させた着替えと共に昴を車に放り込み、車を走らせてしまった。